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私と先輩の攻防戦・・?

作者: 紅葉

初めての投稿です。

暖かい目で見てやってください。

「菫ちゃん~!好きやねん、俺と付き合って」

「無理です」


「ええっ!即答かい!何でなん!?俺めっちゃ優良物件やで?

ほら、顔ええし、性格ええし!」


ぎゃぎゃーとやかましく自分の押し売りを席に座っている

私の前で熱弁しまくる男に冷めた眼差しを送る。


桜木薫この学校では知らない人はいないだろとまで

言われているほどの人気者。


モンブラン色のふわふわな毛、きめの細かい白い肌にタレ目。

着崩した制服にはだけた胸元が超セクシーな色気溢れる先輩

・・・らしい。


でも私からしたらただのうざくて鬱陶しくて変態な男にしか見えない。

あ、あと女たらし。


「ていうか・・先輩の告白聞き飽きました

あと、いい加減私の足に顔をこすり付けるのやめてください

きもちわるい。ここ教室ですよ?」


そう、この男、毎日毎時間学年の違う教室までやってきては

飽きもせず告白しに来るだけではなく

こうして変態行為も行ってくる。


「はぁはぁ、菫ちゃんの生足最高や、俺死んでもいい」


そんな時は

私の足元でハァハァ鼻息を荒くしている先輩を思いっきり蹴飛ばす。


え・遠慮?そんなのしませんよ。

遠慮したらさらに、酷くなるってことは学習済みです。


「ああんっ!菫ちゃんの愛の鞭!」


ほらね?この男懲りないんです。


「もしもし警察ですか・目の前に変態がいます。捕まえてください」


「ちょっ!!!いつ携帯だしたん!?てか、まってまって!やめて菫ちゃん!!

俺が悪かったから、ほんまにに警察に電話すんのやめてぇぇ!」


こんな状況でも突っ込む、そして

ズザァァァ!っと見事なスライディング土下座を披露する先輩。


「冗談です、電話なんてしてないです」


「!!ほんま!やっぱ菫ちゃんは優しいわ!

マジラブ!マジ天使!」


なんてバカみたいに喜んでいる先輩に

学校位置の人気者である先輩を変態として称して

警察に突き出した。


なんて・・学校のお姉さま方に知られたら私は殺されるかもしれないからです

なんて言うのはやめておこうと思う。


なんて思っていたら不意打ちに


「ほんま、菫ちゃんのこと好きや」


なんて言って笑った先輩の顔にドキッとしてしまったとか

絶対気のせいだということにしておこう。


こうして、冷静な主人公とめげない先輩との攻防戦は

まだまだ続いていく・・・かもしれない?



ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。



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