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03.俺のレベルは!!

ミニ人物紹介、これは作者Hが直ぐに名前を忘れてしまうために

施された処置である


転移した主人公 クウヤ

無乳美少女エルフ アイナ

凄腕弓使い美男子エルフ オルテ 


俺は、エルフの村に迎えられた。ハーフエルフでこの村に入ったのは百年程前に

訪ねてきたのは、ハーフエルフでは珍しい鍛冶屋の少年だったとか・・・

__________________


まぁとりあえず、俺はハーフエルフで2人目ってことだ。

美男子エルフからは警戒の目を向けられるが、その他のエルフ達には

そこそこ歓迎された、外から来る者は珍しいのだろう。


そうそう、お願いについては村長さんから話を今ちょうど聞かされてる

目の前には村長のボルクさん



「君か、アレを倒してくれるのは・・・えーっと名前はなんじゃったかな」


村長は美少女エルフに目を向ける

美少女エルフの頭に?マークが出たのが見えたのは、見間違いではないはず


美少女エルフは首をコテッと傾げる、傾げながらこっちを向く

そういえば名乗ってなかった・・・


美男子エルフのオルテが弓矢を構え


「ええい!!貴様早くお嬢と村長に名を名乗れい!!!」


今にも撃ってきそうな・・・いや気を抜いたら撃ってくるだろう・・・


「えっと、俺の名前はクウヤと言います。ハーフエルフ?らしいです・・・」


「村長の孫、アイナです」


どうもどうもと、両者でお辞儀をする初めての自己紹介が交わされると同時に


「えええ!!クウヤ!!!」


驚きの声が今、自己紹介を交わしたアイナから発せられた


「おじいちゃん・・・」


「村長のボルクじゃ、ふーむハーフエルフといい、その名前といいおぬしは・・・ふーむ」


考えながらふーむと連発するボルクさん


「おぬし、ヤルクかヤチカと言う名前に心当たりはないかの?」


よく分らないが、そんな質問をされた


何処まで喋ってもいいのか分らなかった。とりあえず、その名前に今の所は心当たりが無い

と言うのも、孤児院にいた時の初めての記憶はまだ幼き頃からの物であったが

神様の話を思い出せば、元々はこちらの住人だったらしいがその時の記憶はもちろん無い。


神様の事を話しても言った所で疑われる事は間違いないだろう。

もし、あの白の空間に行ってなければ、俺でも狂った奴なのだろうと思うかもしれない

とりあえず、神様の事を伏せつつ記憶喪失で自分の種族さえも忘れてしまっていたと

言葉を濁しつつ説明した



「ほほぅ記憶喪失とな・・・ヤルクとヤチカも覚えは無いか・・・ふーむ」


またもやふーむ連発で1人考え込んだ


「むー」


呟きながら美少女のアイナが近づき


「クンカ、クンカ」


と匂いをまたもや嗅ぎ始め


「懐かしい匂いなんだけどなぁ」


と呟き、お爺さんと孫二人で同じ方向に首を傾け、腕を組みうーむとブツブツ唸っている仕草はすごく愛らしい。


このままでは話が進まないのでアイナのお願いの話を振ってみる


「と、所でアイナが言っていたお願いってどんなことなんですか?」


「おお、そうじゃった。クウヤよおぬしにドラゴンを退治して欲しいんじゃ!!」


ド、ドラゴン!!いやいや、いきなりこっちの世界へ来て最初に戦うのがドラゴンって!!

スライムから初めませんか?


「おぬしほどの腕を持つ者なら、ドラゴンくらいチョチョイノチョイじゃろ?」


そう言う、村長・・・


『俺の何を知っているんだ!!自分でもどれだけの能力かも分らないのに・・・』


気まずく黙っていると、


「なんじゃ、おぬし中々の能力と見たが・・・ああ、そういや記憶喪失じゃったか

自分の能力の見かたも忘れてしまったんじゃの?ステータスオープンと心の中で

念じてみよ、閉じる時はクローズじゃよ」



俺は、流石ファンタジー世界!やっぱりステータス見れるのかとウキウキしながら

心の中で『ステータスオープン』と念じた。

______________

名前  クウヤ・トウドウ

種族  ハーフエルフ

レベル    1

スキル  『全能の神の寵愛』

______________


あお、名前が見えた。ああ、本当にハーフエルフなのか・・・

そういや昔から、耳が少し尖がっているなぁと思っていたんだが

まさかそんな種族があるなんて知らなかったから、自分がファンタジー世界の住人だったとは、今までは信じられなかった。

どうやら、確定事項なのだろう。


レベル1って、まじか超弱いじゃんか・・・計ったな!!神様ーーー!!


そう不満が顔にも出ていたが少し下を見ると何だかとてつもないスキルが目に入った

驚きとともに、なんの能力なのか全然想像がつかない・・・

もう少し、説明があってもいいんじゃないのか


一喜一憂するクウヤを見ながら村長とアイナが心配しているのが目に入った

オルテは、変わる事無く何時も通りの鋭く殺気の篭った目つきだ。


「どうじゃった?レベルはいくつじゃ?」


「ええっと・・・」


村長とアイナ、2人の目が何か期待の籠もったキラキラとした目で聞いてくる・・・

まさかこの流れでレベル1だったなんて言うものなら愕然とする姿が目に浮かぶ


しかし、偽る事もまた後ろめたい・・・

仕方なく俺は本当のことを話すことにした。


「え、ええっと・・・」


2人の顔が近づく


「レベルは・・・」


もっと近づく


「レベルは1でした・・・」


「いいいいい、いち????」


村長のボルクは泡を吹いて倒れた、期待値との落差のギャップが違いすぎて

意識が飛んだようだ。


「おじいちゃーーーーーん」


村長の家にアイナの悲鳴が響き渡った・・・



次回ドラゴンとの戦いの幕が開くのか、てか勝てるのか・・・乞うご期待・・・


______________________


「おい、ハーフエルフ。貴様レベル1だと!!そんな嘘をついて村長を気絶させるとは!!

しかも、俺の30㌫の力の矢を止めておいて、何が1だコノヤロー」



『ポカ』


空気を読めない美男子青年エルフのオルクに天誅!てか50㌫から30㌫に下がっとるがな。

美少女エルフのアイナちゃん色々とセーフな位置です

みなさん思い浮かべてください、可愛いエルフを

そうですそれがアイナちゃんです!!それぞれの読者自身のアイナちゃん像

で見てください!!



そこのアナタ!!裸にしちゃダメです!!!ダメ絶対!!ここはR15ですから

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