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ゲームセンター 2話

閉じ込められた。

どうする・・・・?

「ひ、人を探そう!」

俺はとにかく人を探した。

・・・しかし。

「い・・・いない・・・。一人も・・・」

一人もいない、蛍光灯もついていないこの不気味さ。

吐き気が止まらない。

俺は走って再びドアに向かい、叫んだ。

「誰かいませんか!閉じ込められたんです!!」

・・・返事がない。


「・・・お前は誰?」

「!?」

背後から声がした。

振り向くとそこには10歳くらいのポニーテールの女の子がたっていた。

俺はこの時安心した。

俺以外にも同じ状況の人がいる。

相手は子供だが、この暖かさは悪くない。

とにかくその子供に声をかけることにした。


「君も僕とおな・・・じ・・・」

その時に気づいたのだ。

彼女の両手には包丁が2本。

「まさか・・・」


「しねえええええええ!!!」


彼女はいきなり包丁を持ったまま僕に向かって走った。

俺は間一髪交わし、彼女に向かって蹴りを1発。

その時!


彼女はいなくなっていた。

床には包丁が2本。

消えた・・・?


しかし・・・。


「逃がさないよ?」


また背後から声。


「うわああああああああああああああああ!!!!!」

背後を確認せずに叫びながら男子トイレの個室に逃げた。



・・・10分後


なんとかまいたみたいだが、安心はできない。

ここから出られない限り、袋の鼠だ。

あいつは一体なんだったんだろう。



その時、隣の女子トイレから大きな音がした。



「な、なんだ!?」



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