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仕事をサボりたい神王は部下から逃げる  作者: 茜猫麗華


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1/5

仕事が嫌だぁ!

私は一応神王らしい、正直やめたい、いや、だってさ、新しく世界線を増やすときとか承認しなきゃいけないし、時空の歪みが発生したときとか派遣する神を選ぶのも私だし最悪私が出なきゃいけないし、神託会議の進行しなきゃいけないしその他諸々仕事があるんだけど、正直仕事多すぎないっ!?って思うし私専属の部下が多少手伝ってはくれるけどほぼ私の監視役みたいなものだし、

「ねぇ、たまには休ませてよぉ、後200年で無休1億年達成しちゃうよ、」

とその『監視役の部下』のサリルに私は愚痴をこぼしたが

「だめです、神王様が一日休んだだけで神界は大混乱に陥りますから」

といつもこの調子でだめだと正論を添えて言われるので今回もしかたなく仕事は継続しさらに200年が経った頃

「ねぇ、流石に私が生まれてからもう1億年無休だしそろそろ休んでも良くない?」

と今日も休みの希望を出すが

「だめです、毎日同じ事を言ってますが神王様が一日いないだけで神界はパニックになるんですよ?もう少し立場を自覚してください。それにこのような立場になるように神界を創造なさったのは神王様なんですよ?」

「過去の自分を抹消したい、」

「神王様が言うと冗談に聞こえないのでやめてください」

そんな事言われてもなぁ、まあ確かに昔の私が今の神界をこういうふうに作ったのが悪いんだけどさぁ、今からでも少し常識を新しく創造しようかな、

「一瞬嫌な予感がしたのですが、変なことをするのはやめてくださいよ?神界が混乱しますから」

そう言いながら真顔なのにどこか嫌そうな顔をして見えるサリルを横目に私はこっそり『創造』を使っていたのだが

「....やはりなにか企んでいますね神力が漏れてますよ」

と真顔でいってくるサリルはもうすでに止める体制に入っているのだが私は『創造』を続けている

「ちょっと新しく常識を作ろうかなって」

「やめるなら今のうちですよ。あなたが私に与えてくださったので知っていると思いますが私は他の神たちに指示する権限を持っていますそれを使ってあなたの暴挙を止めるのも私の役目です」

「いや他の神たちは100年に一回休暇があるのに神王にはなんでないの?おかしくない?」

「前々から言っているように一日でも神王様が休んだ場合神王様から承認をいただかなきゃいけないものなどの仕事がストップしてしまいゆくゆくは神界全体の仕事の動きがが止まってしまいます、それは神王様も理解しているでしょう?神王様一人が休むだけで世界線の運営が危うくなるんです」

そういいながらも体勢を緩めずに冷静に会話ができるサリエルは流石だと思う、でも、今回ばかりは私も休みたい、だって私の以前管理していた世界線に会った日本という国でさえも7連勤は許されていなかった、それなのに神様の頂点である神王のわたしが休めないっておかしくない?

「それなら休暇を取りながらちゃんと仕事もするからせめて神界から出させて?」

サリルは一瞬悩むような素振りを見せた、だけどきっと、

「駄目です神界に神王様がいないのは神界の威信に関わります」

「でも、天界の天使長は出かけてたりするよ?」

「あれは出かけるという名のサボりなので参考にしないでください神王様」

サボりだったんだ、よく遊びに来るけどあれもサボってるのかな、って噂をすればなんとやらってやつかな、早速来たよ

「よー!元気か?2日ぶりだな!シエル!」

「その名前で呼ぶのも君を含めて5人だけだよ、ラファエル、」

そう言いながらもムードメーカ的な役割で来たのは先程まで話題に上がっていた天使長ラファエルだ、そして紹介をしていなかったが私の名前はシエル

一応神王だ

それでついさっき言った私のことを名前で呼べる後四人は地獄界の長、閻魔と同じ神界にいる私が生まれてから一番最初に創造うみだした時空神と魔界の7の大悪魔を従える魔界の長そして最後に私が自ら封印した時にできた私の第二人格ぐらいなんだけど、まあ、一番最後に関しては滅多に顕現することはないし他の三人に関しても忙しくて会えないからしばらく話していない

「本当に定期的に暇そうな顔をして出かけてるのラファエルだけだと思うよ?」

そう言いながらも私は作業の手を無意識に止めていない、もはや奴隷だよねこれ

「いや、お前らが働きすぎなんじゃねぇの?それと仕事から本気で逃げようとしてねぇ、お前らは嫌々でもちゃんと仕事を果たそうとしてるじゃん」

「それ、自分は本気で仕事が嫌で逃げてるって言ってるようなもんだよね」

「もちろん、そういう意味で言ってるんだから当たり前じゃん」

そう言いながらもサリルは「早く帰って」と言わんばかりの視線をラファエルに向けているけどラファエルはきれいにスルーしている、そろそろサリルの堪忍袋の緒が切れそうに見えるのは私だけかな?

「ラファエル様そろそろ神王様も集中したいと思われていると思うのでお帰り願ってもよろしいでしょうか?」

「いやだね、シエルには嫌って言われてねぇもん」

そういってラファエルは適当に返している中サリルの顔色がどんどん怪しくなっていくちなみに私はこの時内心「そろそろサリルキレるかなぁ」と考えながら無心で作業をしていたんだけど

「天使長様、」

あ、更に距離をおいた呼び方になった

「なに?」

ラファエルも少し機嫌悪くなってきてるし、せめて書類が吹き飛ばないくらいの範囲で喧嘩してほしいなぁ、と思いながらも少し書類を進める手が止まりながら二人を見ている私

「....神王様少し天使長様と喧嘩おはなしがしたいので神界に新しく闘技場を作ってもらえませんか?」

あ、これマジなやつだ

「いや、私も作業があるしそれに神界に急に新しい建造物となったら流石に他の神たちに反感を買うかもしれないよ?私だっていざこざは増やしたくないんだよね、それに場所もそんなにないだろうしね?」

「作業に関しては一時中断していいです最悪私ができる範囲で後で片付けますし、他の神なんて私が黙らせればいいです、それに神王様も仕事を一時的に中断できていいじゃないですか、場所に関しては神界西部を使えばいいじゃないですかあそこなら自然神の有り余った土地があるでしょうし」

他の神を黙らせるって、どれだけ今ラファエルとやり合いたいんだろうなぁ、でも、天使長と私直属の部下が喧嘩は端から見ても印象悪いだろうしなぁ、はぁ、なんで皆私の仕事増やしちゃうかなぁ、

「...わかったよ、他の神の件に関しても私が言い訳しておくから、でもこれだけは約束してねふたりとも、」

「?(二人)」

「一応二人の戦い(けんか)は天使長と私直属の部下との公式戦もとい模擬戦という名目にしておくからお互いに満足したら手を止めてね、わかった?」

この一言を言ったらサリルは真っ直ぐな姿勢で胸に手を当てながら

「わかりましたこのサリル必ずやこの天使長じゃまものを神王様のために排除してみせます!」

って言うしラファエルに関しては、

「シエルちゃん〜、流石にやっちゃっていいよね〜?」

と目が笑ってない笑顔で言うし、

「まあ、多少手加減はしてあげてね、一応ラファエルも天使長なわけだから、ね?」

「それは保証できないかなぁ、」

そんな風に言われるとねぇ、

次の瞬間シエルの雰囲気が一瞬で変わり神王の名にふさわしい圧を出しながら

「ふたりともこれだけ言っておくね?喧嘩も、ほどほどに、ね?」

「っ、もちろんです!神王様!」

「っ、そうだよそうだよ!そんなにガチでやるわけ無いじゃん〜!」

「そうだよね?よかった〜!」

「あっぶな〜い、概念ごと消されるかと思った〜!(二人の心の声)」

そうしてシエルこと神王は他の神に

「みんなの遊び場にもなると思うし、前々から戦う場所を作って欲しいって言っている神もいたから、模擬戦場もとい闘技場を作ってみんなの共用のスペースとして使いたいなって思ってるんだけどいい?」

という完璧に近い理由いいわけをつくりそうして西部の自然地区を管理している自然神の許可も得てようやく闘技場を『創造』し始めたシエルは三十分ほどで闘技場を完成させてラファエルとサリルを呼んでいた

「できたよ〜、ふたりとも〜」

「ありがとうねぇシエルちゃん〜、いつも通り仕事が早いならぬ『創造』が早いねぇ」

「ありがとうございます神王様、お手数をおかけいて申し訳ないと思っています、ですが、自分が売った喧嘩、必ず勝利してまいります」

ラファエルはいつも通りでサリルに関しては時間が経って少し怒りが落ち着いたみたいだね、良かった、

「いいや、二人のためなら苦じゃなかったし、全然いいよぉ、」

「絶対妻になっても優しいタイプなんだろうなぁ、(二人の心の声)」

次回はサリルVSラファエルを書きますが面白いと思ったら評価よろしくお願いします!

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