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おごりある言葉について

作者: ムラカワアオイ

僕は、絵を描いて、写真を撮って、詩を作って、暮らしています。言葉とおごり、偉いとは、どういうことなのか。。。考えました。僕は、絵を描いて、その収入で暮らしています。いろいろと賞をいただいたり、発表させていただいたりしていることは、美術館の皆さん、関係者の皆さんに、本当に感謝していますし、美術館に来てくださる、お客様に本当に感謝しています。僕の絵は賛否両論のある画風です。所謂、抽象画を中心とした作風です。でも、絵が描けること、画家であることを特別、偉いとは思ってはいませんし、そうなりたくないんです。僕の昔の友人で、言葉乱暴で、かなりおごりのある人がいました。その人は必ず、自分が中心でないといけない。僕の作品の、「自慢マン」のモデルになった男です。必ず、人をこばかにする。必ず出会った人を悪く言う。自分が中心でないといけない。ネットやSNSが大好きで、物事を知っていて、当然。いろんなことを言います。所謂、出来る奴ですが、言葉乱暴に、職場の愚痴、なんでも自分に腑に落ちないことが起こると、「それ、セクハラですよ」とか、「それ、立派なパワハラ」とか。「自慢マン」に書いた通りです。自分が一番、偉い。人の事はペラペラペラペラ、ずっと乱暴に喋ってるのに、自分のことになると、「それ、個人情報なんでやめてもらえますか」とか、本当に自分勝手。人の話を聞かない。影響力のある人、権力者の言葉には、ペコペコ頭を下げて、その後、その人たちの愚痴を言う。僕は、中卒です。所謂、ヤンキーでした。そしたら、その男は、ネットで、「マイルドヤンキー」で検索してくれというんです。僕は、検索しませんでしたが、何でもかんでも、カッコつけ。例えば、僕も男です。所謂、AVも見て、自慰もします。その男は、「僕、フェミニストなんでAVは見ません。立派なセクハラですから」とか。今の世間で騒がれていることも、そうですが、この男、おかしいと思います。そこまで、カッコつけたいんなら、政治家にでもなれや。と正直に思いました。僕もクレイジーかもしれませんが、その男がいうことは、かなり狂っています。「世界初の二刀流を目指す。多面体な世界初の男になる。世界征服する。世界制覇をする。小さな頃から僕は大物になると思っていた。テレビに出るかもしれなので僕の写真を撮るのやめてくれ。ミハエルシューマッハの記録を超えた、僕は唯一の男」わけわからん。それは自由だと思いますが、政治について、「野党は反発しかしない。左の人で放射線治療を断って、癌で死んだ人達は馬鹿だ」馬鹿じゃない。僕は思います。人それぞれ、考え方、思想があって、初めて、民主主義であると。様々な政党があっていいと思います。その男は安倍晋三推しで、「野党は、反発しかしないあほ」。と言っていました。それは違うよ。絶対に違うと僕は思います。その、原発の事を反対する人が放射線治療を断り、お亡くなりになった事を、あほだと言ったときは、殴ってやろうかと思いました。僕は素直に生きています。その男は、「今の時代、素直に生きてはいけない。ムラカワさん、素直すぎる、損しますよ」とかなんとか。損得の問題で、素直になってはいけないと僕は思いません。確かにお金も大事です。その男が言うには、「世の中は、結局、金。どれだけ金を稼いでいるかどうかで人間の価値が決まる」。僕は、そうは思えない。僕は煙草も吸いますし時々お酒も呑みます。今、僕はワンルームタイプの安いマンションで、暮らしています。今のところ、暮していけて、食べていけて、家賃が払えて、絵の具が買えるだけで満足です。寿限無じゃないけれど、食う寝るところに住むところが。あることがどれだけ、ありがたいことか。本当にありがたいことです。その男に言いたい。勝手に生きろ。誰もついてこないよ。お前は大物には絶対なれないと言いたいです。僕はおごりのない、素直に生きている人間でありたいです。

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