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もう一度だけ恋がしたい  作者: 東風
7/10

待ち遠しかった。誰かと関わりたいなんて思ったのは、いつ以来だろう‥

「今日からよろしくお願い致します。」

課の朝礼で挨拶をする彼の表情は相変わらず堅かった。


「まずは古関さんに業務の流れやら、お客様のデータ管理なんかを教わって、後は長谷川くんに同行して、営業のことを覚えていくように。」

課長はそう言っていつものように社内打合わせへと行ってしまった。


長谷川さん始め営業の人達は、朝からお客様とのアポイントメントがあり、夕方まで戻らない日も少なくはない。

今日も後は頼むとばかり営業に出てしまった。

この時期に新人くんの面倒を見るのは大変だった。

いや、いつの時期でも煩わしく思えてしまうのだろう。

1日事務所にいる私でさえも、自分の業務をこなせなくて残業することもあるくらいだ。

でも今年は、そんなことも気にならないくらい、ウキウキとした気持ちでいっぱいだった。


「さて、ではまず基本的な仕事の流れからお伝えしますね。」

「はい、よろしくお願いします。」

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