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もう一度だけ恋がしたい  作者: 東風
10/10

もっと知りたい。もっと一緒にいたい。どんどん欲張りになってしまう。。

今日は同行営業でいないと思っていた彼が、1日社内業務と分かり、気持ちが沈んでいた分、ものすごい勢いで跳ね上がっていった。

大事なプレゼンということで、同行はできなかったみたいだ。


「じゃあ今日はお客様データの管理からやろうか」


嬉しさでいっぱいなのをこらえて、仕事モードに切り替えた。



今日は知子も一緒にランチに行った。


「仕事はどう?」


「すごく分かりやすく教えてもらえてありがたいです。」


いつも、あんまり人を喜ばせるような発言はしない彼の言葉に、誰に褒められるよりも嬉しくなった。


知子はしきりに彼の真面目さについて突っ込みを入れて、それに対して

「普通です」

と答える彼に、また真面目だねと追い打ちをかける突っ込みをした。



営業先から戻ってきた長谷川さんは、とても高揚しているように見えた。


「今日は同行できず、すまん。資料が良かったおかげで、先方さんもかなり乗り気だったぞ。隼人の歓迎会も兼ねて飲みに行くか!」


長谷川さんが、課のみんなに声をかけて回った。


「急ですみませんが、古関さんもどうですか?」


私も?

行きたい‥行きたい‥行きたい‥


「ありがとうございます。家族に確認しますね。」

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