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初めまして、だな?

 よお、勇者。初めまして、だな?俺が魔王だよ。見ればわかる?だよな。知ってる。ようこそ魔王城へ。よくここまで辿り着けたな。お前、ハジマリの町から来たんだろ?

 何で知ってるんだって?そりゃあ見てたからな。ほら、そこの水晶で。……あ?俺だってむさ苦しい野郎なんて見たかねーよ。俺が見てたいのは、ただ一人だけ。あいつだけ。……お前には関係ないだろ。

 そんなことより、早くかかって来いよ。何だ?チキってるのか?ここまで来たんなら、多少の力はついてんだろ?その筋肉は飾りかぁ!?おら、もっと殺気向けて来い!そんな覚悟で俺を倒せると思ってんなら、出直して来い!


 はー、よっわ!人に会うのはかなり久しぶりだけど、こんなに雑魚かったっけか?

 第一なんだぁ?その皮の装備にボロい鉄の剣は!そんなんで魔王倒せると思ってるのか?魔王、舐めてんの?……あいつも、こんな気持ちだったんかなぁ。

 てか、生きてる?あ、生きてんな。


 あ、そうそう。最初に言っといてやるわ。俺を倒してもいいことはねーぞ。……ごちゃごちゃ喚くな。うぜぇ。じゃ、そろそろ飽きたし、初めての魔王からの死、受け取れや。



 なあ、魔王。俺はいつお前のとこに行けるんだろうな。……本当に、お前を倒しても、何もいいことはなかったよ。ただ、お前が楽になっただけ。俺は新しい魔王にされたし、長い間独りだ。

 なあ、魔王。

「早く、会いてえよ」



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