君から私に
僕から君への私視点です。
―いつか・・・・・
昔、私は君にそう言われ、シロツメクサを渡された。ずっと昔、私たちが小さかった頃の話。その後にシロツメクサに『約束』って意味があることをしった。君はそれを知っていてあの時、私に渡してくれたの?君はあの時、私があの言葉をどう受け止めてたかなんて分からないでしょ。私、結構本気で受け止めてるよ?だって私は君のことが・・・・・
あの時から数年が経って、とある休日。私は君と歩いていた君と会話しながら、私はずっと考えていた。君はあの時のこと、覚えているのかなって。君は私のこと、どう思っているのかなって。
そんなことを考えている中、急に君は止まった。
「どうしたの?」
私は君に聞く。見た感じだと、何かを見ているみたいだけど・・・・・
「あぁ、これだよ」
君はそう言いながら、道端の方へ指をさす。その先にあったのは、シロツメクサだった。
「・・・・・シロツメクサ?」
私は君の隣でそれを見つめる。シロツメクサを見ていると、やはりあの時のことを思い出してしまう。
「・・・・・シロツメクサの花言葉、知ってる?」
君は不意に私に聞いてくる。
「えっと・・・・・『約束』?」
疑問符で返してしまった。本当は知ってるのに。それにしても、なんで急に・・・・・
「そう・・・・・覚えてる?昔の約束」
「約束?」
昔の約束・・・・・覚えてるよ。あの時から、ずっと。忘れたことなんて一度もないよ?覚えてる・・・・・覚えてるけど・・・・・
「・・・・・ごめん、分からない」
・・・・・怖い。なんで君は、急にあの時のことを言ってきたのか。そして、覚えてると答えた時、君がなんて言うか。怖い。怖いから知らないふりをして、嘘をつく。
「そっか」
君は少し悲しそうな顔になり、その後、何かを決心したように、真剣な顔になり、私を見る。
「1つ、聞いてほしいことがあるんだけど・・・・・いい?」
聞いてほしいこと?あの約束に関係すること?
「・・・・・いいよ、何?」
本当は怖い。聞きたくない。出来ることならこの場から消え去りたい。でも、君がそんな真剣な顔で言ってくるから、肯定で返してしまう。
・・・・・もう、覚悟を決めよう。
私は覚悟を決め、君の言葉を待つ。何が来ても、もう大丈夫。だから・・・・・
でも、来た言葉は私が予想していた言葉とは違って―




