僕から君へ
―いつか・・・・・
昔、僕が小さかった頃、君にそう言い、シロツメクサを渡した。シロツメクサには『約束』の意味があることはお互い、その時は知らなかったのだが、僕はその時何故か、シロツメクサを渡して言った。何故かは覚えていないが、渡さなきゃいけないと思ったのだろう。実際、今はそれで良かったと思っている。
あの時から数年経ち、お互い成人した。昔から仲がよかったこともあり、たまに会うこともある。そして、君に会う度に思うことがある。
君は、あの時の『約束』を覚えているのかな?
もう随分前のことだから君は覚えていないかもしれない。それに、小さかった頃のことだから別にって思っているかもしれない。でも、僕はあの『約束』を忘れたことなんて1度もないよ。だって僕は、あの時からずっと君のことが・・・・・
とある休日の夜、僕は君と誰もいない静かな道を歩く。僕は君と他愛もない会話をしている途中、道端にあるシロツメクサを見つけた。僕は足を止めて、それを見つめる。
「どうしたの?」
君が僕を見て、不思議そうに聞いてくる。
「あぁ、これだよ」
僕はそう言って、見ていたシロツメクサに指をさす。
「・・・・・シロツメクサ?」
君はそう言って、僕の隣でシロツメクサを見る。
・・・・・君は、覚えているのかな?
「・・・・・シロツメクサの花言葉、知ってる?」
僕は君に聞く。
「えっと・・・・・『約束』?」
「そう・・・・・覚えてる?昔の約束」
花言葉を知っていた君に聞く。君にとっては分からないけど、僕にとっては大事なこと。
「約束?・・・・・ごめん、分からない」
覚えてなかったか・・・・・
「そっか」
それなら・・・・・もう・・・・・
「1つ、聞いてほしいことがあるんだけど・・・・・いい?」
約束を覚えていなくても、僕の想いは聞いて欲しい。わがままだけど。
「いいよ・・・・・なに?」
ごめんね、ありがとう。
心の中で君にそう言い、僕は君に想いを伝える。
「ずっと前から好きでした」
実際恋愛はよく分からないので、こんな感じでいいのかなって書いてて思いました。




