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桃色の地球





夕方。

山なみは、

青く霞んで。

地球の、

影のようになる。


稜線に。

うす桃に染まる。

幅広の帯が。

降りてくる。



女神は、ふと顔を上げて。

帯を締め直す。


遠い海の向こうを見据え。

飛び立とうとする。


夜ではない場所に。

降りている闇を、

打ち払うために。


その帯の色を。

広げながら。

飛んで行こうと、

している。



真上の空は。

まだ、間に合う。

明るい水色。


うずを巻いているのは。

まだ、間に合う。

白い雲。








✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

            373 m(_ _)m 39

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