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安心たまご粥
明け方に君の咳。
潜り、聞こえる。
包まって大蓑虫。
白い首赤く熱く。
流れ落ちる、汗。
意気消沈、生気失く。
肌艶鈍り、弱音吐く。
夜遊び祟ると言えば、
怒るが力はこもらず。
潤む涙目、つい笑う。
医者は、過労と診る。
夜遊び祟ると言えば、
睨む目既に落ち着く。
医者を見るなり戻る。
医者を見て戻るなら。
病は浅く、軽いもの。
粥に玉子と命じる。
醤油の色加減など、
赤い顔で熱く語る。
炊き置きの白飯の、
使用不許可などと、
こだわりを見せる。
熱あるうちは従い、
望み通りに始める。
明日には自ら作り、
蘊蓄述べる君の姿。
隣りに居座るよう。
君の病は頗る軽い。
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