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質問を抱えて待つ
音より速く、
落ちて来る。
光に尋ねたくて、
待っている。
耳の中の、
小さな、
巻き貝に。
音を持たない光が、
飛び込む。
はしゃぎ回って、
ぶつかりながら。
弾き出した、新しい音で。
いろんなはなしを、
勝手に始める。
言葉という音が。
生まれて、響くから。
とても嬉しいのだね。
尋ねるのは、
しばらくのあいだ、
おあずけだ。
きみのはなしが、続く限り。
たしかに聞いて、
待っていよう。
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373 m(_ _)m 39




