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句読点 逆再生  作者: 川進


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かすみ目の雲





平らに広がってこそ。

雲。

白く光ってこそ。

仰ぐ。



青い露を。

厚く巻いた渦の、

深い底に閉じ込めて。

固く囲う。


その蟠る体は潤うために。

地面の渇きに気づかない。

清浄な色合いが。

消えていく。



雨がふらねば、

生き物はあえぐ。


喉がはりついて、

声はのぼらず、

宙にちる。



はるかかなたから恵まれて。

露は降り来たるもの。

広く降らせるために、

恵まれるもの。


どこまでも満ちていくように。

助けるものが雲。


手中に隠してしまうなら。

前途を遮るだけの、

霞になりさがる。


雲には。

かすむ目は、

いらぬもの。


平らに浮かび。

ひたすら。

役目を果たせ。






            373 m(_ _)m 39

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