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花と雨





夜の闇のなかに。


ただよう、香り。

ふりおちる、音。


なぜ、それが。


花の香りだと。

雨の音だと。


知っている。



まだ幼く。

明るいときに。



香りをとどけて。

花近くまで、たどり着かせて。


それは。

花のためです、と。



音をならして。

雨はあちこち、飛び跳ねて。


これは。

雨のためです、と。



いまは。

闇夜の向こうで休んでいる、

明るい、

日が。


丁寧に。

組み合わせかたを、

教えてくれたからです。








✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

            373 m(_ _)m 39

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