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日の子
ぜんぶ沈みそうな。
日も。
きみらも。
見えない地上。
留まれ、きみら。
その足が、
この枝を掴むなら。
生きている、
きみらの息が聞こえる。
その羽が、
この葉に触れるなら。
まだ生きている、
自らの息が聞こえる。
きみらが夜明けに鳴くとき。
まぶたを閉じていたと分かる。
日が。
灰色の雲を割りながら。
金色の手足を伸ばす。
点になっていく、
きみらを。
温かい手で、
撫でている。
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373 m(_ _)m 39




