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感謝の気持ちを抱いた朝

作者: はやはや

 私が居住する地域では火曜日と金曜日が燃えるゴミの日です。火曜日だった昨日、朝一で家から一番近いゴミステーションにゴミを出しに行きました。カラスよけネットをしっかりかけその場を後にしました。


 帰宅し朝食を済ませ洗濯物を干そうとベランダに出ると先程ゴミを出したゴミステーションが目に入りました。二羽のカラスがネットの下から一つのゴミ袋を引っ張り出し、ゴミを漁り辺り一面にゴミが散らばっていました。


 その時、私は自分のネットの掛け方が甘かったのだろうか? いやでも、カラスが入れないようにしっかり地面にネットをつけるように掛けたはず……もしかして、あのゴミ袋、私が出したゴミだったらどうしよう。名前や住所が記載されている紙類は破って捨てているけど、上手く破れていなくて個人情報が道端に転がっていたら……なんて不安になっていました。


 洗濯物を干しながら、どうしようどうしようと気を揉んでいると一人の方(おそらく女性。街路樹の影で見えなかった)がほうきを持ってきてゴミを集め始めてくださいました。

 その様子を見た時、私はとても恥ずかしくなりました。自分のことしか考えていなかったからです。そしてゴミを集めてくださっている方に感謝しました。


 そして思いました。私もあの方のように振る舞えるようになりたいと。みんなが見て見ぬふりをすることでも、自分ができることならやる。その姿勢はとても素晴らしいものだと思いました。


 朝から感謝の念を抱く出来事に遭遇し、自分の未熟さとこれからこんな風に振る舞いたいと気付かされ、新鮮な気持ちで一日がスタートできました。

 ゴミステーションを綺麗にしてくださった方、本当にありがとうございました。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

最近、こんな人になりたいなぁと思える人との出会いがいくつかあり、自分の成長の糧にしたいと思っているところです。

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― 新着の感想 ―
こんにちは。 本当にカラス嫌ですよね。 清掃担当者の方がネットを何度も修繕しても、壊していく。 モヤモヤしていました。 攻撃しようかと思いましたが、「カラスは復讐する」と聞くので、怖くてできず。 今…
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