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詩集

私には大切な友達がいる

作者: みこと

私は落ち込んでいた


それを必要以上に責める上司に腹が立った


上司の言ってることは正論だ


落ち込んでミスをする方が悪い


しかしその上司は落ち込むこと自体がおかしいと言う


なぜならその落ち込んだことも私のミスだから


頭ではわかってるんだ


本当は自分が悪いってこと


でも言い方があるだろう


もう何もかも投げ出して逃げ出してしまうか


するとどうしたのと友達が聞いてきた


友達は黙って私の話を聞いてくれた


その友達はその時は何も言わなかったけれど


なぜか私の気持ちは楽になっていた


でも私はその友達にまた当たってしまった


また怒りが湧き上がってきたから


その友達は何も言わず聞いてくれた


自分が情けなくて仕方がなかった


何とかして立ち直らないと


家の裏に神社があって


そこの神主さんとは小さい頃からの知り合いだった


だからそこの神主さんに思いっきり当たってやった


神主さんはにっこり笑ってくれた


そしたらすっきりした


そして私の話をずっと聞いてくれた友達に


謝ろうと会いに行った


そしたらその友達も本当はその上司のことを怒ってたのよと言った


どうしてその時言ってくれなかったのって聞いたら


その時言ったらあなたは何も変わらなかったから


そう言った


あぁこの友達は本当に私のことを考えてくれてたんだなぁと


初めてわかった


もう私は大丈夫だ


私には本当に大切な友達がいるっていうことがわかったから

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― 新着の感想 ―
[一言] 人の感情を受け止めるって 大変なことですよね このお話が事実に基づくなら 素敵なお友達ですし 素敵な神主さんだな、と思います このお話が(ある程度の事実は含んだとしても) みこと様の想像…
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