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僕の悪夢とゴキブリの触角

作者: 松村かれん

 消毒液の波に溺れる、心を和らげるdragにつかる、悪夢ばっかり見る、そんな僕の人生。                                                      ゴキブリの触角がゆれる(君は悪い子だ)、ゴキブリが黒いマリモを連れて来る(君は悪い子だ)、マリモが僕のそばから離れようとしない(君は悪い子だ)、分厚い本は開かれることもせず閉ざされたままだ(君は悪い子だ)、白い触角が僕に助けを求めてる(君は… )                                                                 悪夢は僕を離そうとしない。大きな男の人にネクタイで首を絞められる(君は悪い子だ)、悪魔の娘から一部を隠された緑色のメールが来る(君は悪い子だ)、不気味な笑い方をした魔女が僕のことを追いかけて来る(君は悪い子だ)                                                                                   逃げているうちに目が覚めた。僕は一体何をして誰に恨まれ誰から逃げているのだろうか。ゴキブリは今日も触角をゆらしているだけで何も答えてくれない。                                                                      (君は悪い子だ)この言葉は誰が言っているのだろう?そして、そんな僕には何ができるのだろう。ゴキブリはこっちを見つめたままヒントも何も与えてはくれなかった。

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― 新着の感想 ―
[一言] ゴキブリみたことないんですね!? 私は、字面だけでもうダメです泣 G特有の、じんめりとした気持ち悪さが出ていると思います。
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