黒木貸家(家賃45000駐車場込ペット可)のヒトコマ
【登場人物】
孝博 高2 みんなのまとめ役兼、いじられ役
いなほ 高2 jk 優しい女の子 家事は得意。だがヌケサク
歩 高1 敬語の使える子 腹黒い 趣味は読書(朗読)
あゆみ 少5 歩の妹 基本的にいい子を演じられる
学校の男子からは『あゆみ様』と呼ばれている
まゆ 高3 歩の姉 役立たず。口が悪い。顔とスタイルだけは良い
あず 黒猫 みんなの心の拠り所。物怖じしない性格で、すぐ噛む
こんなやつらですが、よろしくお願いいたします。
更新は毎週水曜日を予定しております。
『私たち、もう終わりにしましょう?』
竹子は夕日の指しこむボロアパートのキッチンで、寂しそうに呟いた。
『ああ、そうだな君とは合わなかったんだろ。きっと。』
武夫は冷たく言う。
『そうね、私たち所詮そのていどよね』
『ああ、、、』
『私たちはきっと、一万の言葉を交わしたけれど心は一ミリも近づけなかったのね。そういうと、竹子は夕日の指す窓に視線をむけた」
「武夫は寂しそうな竹子の顔をみて」
「なぁ、」
「心がゆっく、、、」
「なぁ、、、ッチ」
孝博は二段ベッドの上をドついた。
「イテッ(>_<)なにするんですか、孝博さん」
「なにするんですかじゃねえから、人が寝付こうとしてんのに何を朗読してんだ歩」
「何って、修羅場大全~ゆるやか入門編~ですけど」
「なんだよ、ゆるやか入門って!修羅場にゆるやかもくそもねえだろうが!!明日も学校だろ!はやくねろ!」
「まったく、短気は損気ですよ(笑)」
「うるせえええ!」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・
く(うるせえええ!)
「・・・うぅ~、、、寝れない、、、」
ベッドの上で一人とばっちりを受けるいなほであった。