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異世界護衛騎士  作者: 黄昏
15/17

015-始めての村(3人の武具)


朝は、昨日と同様に日の出前から日の出までマナの循環を無意識で行う事を目的とした運動をした。


俺が、毎朝行う緩やかな動きの模擬戦闘の動きを見ながら同じ動作をするという簡単な事だ。

3人に俺の動きを見せながら説明すると3人供余裕の表情でうなずいてくれた。

マナの循環をたやさずゆっくりとした動作をまねるだけだし余裕で出来ると思ったようだが・・・・


「あぁぁ・・・脚が・・・・」(マルカ)


「オメガ・・・・・も~ダメ!・・・・」(ミーニャ)


「2人とも立って・・・・・・あぁ・・・・うぅぅぅ」(ラビア)


マルカさんは、開始早々に脱落し

ミーニャとラビアさんは、3分ぐらい粘ったがマルカさんが脱落したあたりから俺の動きに合わせられてなかった、初めてにしては、頑張ったほうだと思う。


ラビアさんは、今だに立ち上がろうともがいてる様だが・・・・


「ラビアさんあまり無理しないでください。マナの循環が乱れてますよ。今日は、マナ循環しながら俺の動きを見るだけとしましょう。もっとマナ循環を使いこなす事が出来る様になれば、この程度の運動は楽にこなせる様になりますから。」


安心した様だ。3人のマナ循環がリズミカルに行われ始めた。


しばらくしてラビアさんが立ち上がり、俺の動きをトレースし始め

マルカとミーニャも回復したのか俺の動きをトレースし始めた。


俺の動きをトレースしきれなくなると休憩をとり復活すると動きを真似るといった具合に自分でコントロールするようになった。


「3人共、それでいいんだ!むりだと感じたら深追いをせず回避なり休息をとり回復したらまた狩るって感じで。」

「チームを組んで3人で狩る時も一人で無理せずお互いの状況を踏まえた上で動く事が大事だと思うし、狩られる側にはなりたく無いから鍛錬もがんばって下さい。」



日も昇り始めたところで鍛錬を止め朝食を食べに帰宅する事にした。

3人共 昨夜は、食べずに寝てしまったし腹もすいてると思うから汗を流さずに朝食とした。


よほど腹がすいていたと見え母親達が鍋いっぱいに作った芋粥を3人で食い尽くしてしまった・・・・


昨夜、マルカの父親ブルードさん達に上水路と下水路を各家庭に敷設した事を話し飲み水を汲みに行く作業が不要となった事と温泉を作った事も合わせて話しておいたので、今朝は、村人達が持ち寄ってくれた食事が大量に有る様だ。


「マルカ!お前には、感謝をしないといけね~な!」


「えぇ?」


「なにが えぇ?だ! この村に革命を起こす男を捕まえて来たのは、マルカじゃね~か」


「え?オメガさんが村に革命を起こしたのですか!」


「なに言ってんだ、お前達がこの村で一番に体験したって聞いたぞ。」


「あぁ・・・・露天風呂とか言う温泉の事ですか?」


「あったりめ~だ!この国の主要都市ですら見たこのね~でかさなうえあの水の肌触り・・・それに疲れがとれると同時に体力が沸いてくるような?・・・・とにかくありゃ~最高だぜ!」


「あと今朝の飯うまかったろ?」


「はぃ! すごく美味しかったです。」


「腹がすいてたから美味かっただけじゃね~んだ!水が変わったんだぞ!川に水汲みに行かずに新鮮で美味い水がじゃばじゃば流れてるんだぜ!」


「はぃ~?」


「マルカ!はぃ~?じゃね~~んだ!オメガが各家々に山の地下水脈から水を引いてくれたんだよ! 飲んでみろこの水」


「冷たくて美味しい・・・・・それに透明な水」


ここらの川は、湧き水が山の斜面を下り集まった物で川は濁っているから透明な水がめずらしい様だ。


「マルカさんもっと聞きたいかもしれませんが狩の練習に行きますよ。ブルードさんもまだ話したい事はあると思いますが、3人をハンターとして早々に成長してもらわないと俺も困るので・・・・」


「あ~ わり~俺とした事が、3人を鍛えてやってくれ。ちょっと興奮しすぎた様だ」


俺は、3人を裏庭へと連れて行き今日の練習内容を伝える事にした。

早々に準備しておいた左右の篭手を取り出し説明を始めた。

まず腕の甲に丸い模様のある篭手を左腕に付け小さな弓の模様のある篭手を右腕に付けてください。

俺は、自分で説明しながら左右の篭手を装着して見せ彼女達に同じ左右の篭手を渡し装着する様に言ったのだが・・・・3人共固まったのか?


「オメガさんこの様な高価な品を私達に?」(マルカ)


高価? そうなのか?俺がヒューマノイドとして初期に使ってた篭手を思い出し複製した物で高価な物だと思わないのだが彼女達には、高級品に見えると言う事か。


「俺が作った物だから高価な品なのか不明ですがハンターとしての武具として初心者に適してると思いますので使ってみてください。とりあえず 装着してください。」


3人は、おぼつかない手つきであったが装着する事が出来た。


「つぎに左右の篭手にマナを流してください。左右の篭手の模様が具現化するまでマナを流し続けてください。」


ぶかぶかの篭手を装着して違和感を感じてる3人に指示をして俺は、裏庭の開拓を開始した。


腐葉土の熟成も終り裏庭の1割の面積に腐葉土を集約してから培養土を作り裏庭を埋め戻し、露天風呂の周囲2辺に30本づつメープルシュガーとピーチの苗木を植え成長促進剤を注射した。(≒5m間隔)風呂が20m四方で縁石が5mで30m四方 2列に植えたので50m四方が埋まってしまった。

この時点で裏庭の1/16を使うこととなり、3/16にポタージュ(スープ)の材料として じゃがいも・かぼちゃ・とうもろこしと少量の各種香味野菜を植え、8/16に主食とするパンの原料として小麦を植えた。

作業を終え3人の様子を伺っていると


「あぁ・・・・・篭手の模様が・・・・」(ミーニャ)


「盾と弓が篭手のうえに!」(マルカ)


「具現化したのですが?」(ラビア)


左右の篭手を自分の物に出来た様だし次は、盾と矢の換装の練習にうつるか。


「左右の篭手を自分専用の物に出来たので次は、自在に使う練習をしましょう。」


3人とも左右の篭手の模様が実物と成った事に驚き左右の篭手を見いっている状態だが俺の話は聞いていたと思うから実演をして見せた。


「自分の身に危険が迫ったと言う感じで身を防ぐ形で左腕で身を庇ってみて下さい。構えだけでなく心から危ないと思って構えるのがポイントです。」


2~3分程度で3人共左の篭手に盾を出したり消したりする事が出来る様になり、右手の篭手の使い方に取り掛かった。


「次は、右手の篭手の使い方の練習です。ハンターなら獲物を狩るので攻撃をする事になるので、あの岩が獲物と思って右手を突き出し殴り倒す気持で振り出してみてください。」


左の篭手と同様に右手の篭手に小さな弓を具現化して光の矢が放たれる事ができた。

(イメージで弓の具現化を行ってから矢を放っているがなれてくれば矢が放たれるだけになるはずだ。)


次は、精度と威力の練習に取り掛かるとしよう。

盾もボーガンもマナの集約により威力に差が出る。裏山まで200m程度あるからあそこを的に練習させてみるか。



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