夢追いし者川畑浅也(3)
お目を通していただきありがとうございます!
就職先が決まってからは自由気ままな高校生活を謳歌した。
ゲームやって漫画読んでアニメ見て、ラーメンについて調べたり食べ歩いたり。
そんな風に少ない余生を過ごしていると本当にラーメンで天下を取れるんじゃないかと思えてくる。
否っ!取れるんじゃないかではないっ!ここに断言しようっ!
取れるっ!俺はラーメンで天下を取れるっ!
まだ働いていないが浅也のテンションはMAX近くまで上昇した。
充実している日々はテンションそのままに、いや、その時が近づくにつれて上限を知らないかのように上昇し続け、過ぎ去っていった。
高校生活は楽しかった。しかし未練はない。その時を今か今かと待ち望んでいる。
4月、待ち望んだその時がやってきた。冬の寒さを情熱で凌ぎ、感涙必死の卒業式を妄想湯切りをし続けるのことで涙をも切った。
「浅也、卒業おめでとう」
恩師の先生の言葉でうるっとしたのは内緒。
なにはともあれ、俺、川畑浅也のラーメンサクセスストーリーの始まりだ。笑あり、涙あり、感動の超大作。タオルは用意したか?ハンカチじゃ足りないゾッ!
新たな門出を祝福するかのような暖かさの中、川畑浅也はラーメン屋の暖簾をくぐった。
後ほど活動報告をさせていただきますが、更新は毎日午後の6時から7時の間にし、それに+して土日はお昼頃もう一話更新しようと考えております。
読んでくださりありがとうございました、それではまた明日、来てくださると嬉しいです。