夢追いし者川畑浅也(1)
この小説に目を通していただきありがとうございます!
力不足の私には長文を一気に書き上げるほどの力がございません。あまりお時間はいただきませんので是非読んでいただけると嬉しいです。
高校3年、普通の人生は送りたくないやい!と思い多くの人間がなるであろうサラリーマンにならず、当時唐突に発現した、ラーメンをつくりたい!という夢を目指し求人があったラーメン屋さんに就職した。べ、別に給料が良かったとかそんなんじゃないんだからねっ!
...当時の自分はサラリーマンになったら終わりだと決めつけていた、今尚そう思っている。
足を棒にして営業先にしがみつき、上司に媚び諂い、付き合いのために仕事終わり行きたくもないお酒の席を求め夜の街に駆け出す日々。
まるで夢がない、大切な寿命はそんなことに使うために与えられたわけではない。
その点ラーメン屋さんはどうだ。自分が作ったもので喜んでもらい、更にお金までもらえる、そしてなにより自分自身ラーメンが好きだ。こんな役得な商売がこの世にあっていいのか。
社畜なんぞやってられっか。
川畑浅也当時18歳、3年後の自分に恨まれるとは毛程も思っていない夢追いし者の1人である。