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今が苦しいあなたへ

作者: 瑞月風花
掲載日:2023/11/25

今が苦しいあなたへ



中秋の名月足るそのお月さまを見たのは一昨日のこと


姿を覆うその雲に負けずに光り輝く、そんなお月さま

だけど、私はそんなお月さまが好きだ

晴れ渡った空にポツンと浮かぶ、そんな月よりも

雲に光を含ませて、さらに輝きを広げようとするそんな、月が

お月さまになりたい。そんな思いにすら駆られてしまう


今日はもう見ることは難しいのかな、と思っていた曇り空

駅の階段を上がれば風が強く吹いていた


風だ


雲が晴れるきっかけは、いつだって風


期待を込めて空を見上げる


暗い雲の中に、うっすら白む雲があった

きっとそこにあるんだ、と手を伸ばす

届かないと知っていても、手を伸ばしたくなる


届かないけれど

光を望みたいことも多いけど

風よ、……


空を見上げて呟いた

風よ……


吹けよと

呟いた


風が雲を動かしていく

空に光を広げていく月が、


顔を覗かせる


きっと、だから……


輝ける


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― 新着の感想 ―
[一言] 苦しい時ほど俯かないで欲しいですね。 立ち止まっても良いし、自分が歩いて来た道を振り返っても良い。 でも、俯いて自分の足元にある今の苦しい境遇しか見えなくなったら、もう一歩も動けなくなってし…
[良い点] どんなに分厚い雲も、永久に月の光を遮ることはできない。 風が吹けば、また月の光が照らし出す。 転じまして、どんなに苦しくともそれは永久には続かない。 タイトルも合わさりまして、そんなメッセ…
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