動物好きのレベルアップ
『レベルが2に上がりました』
ニマはその後、2体のスライムを倒し、レベルが2に上がった。
ステータスポイント貰ったけど、結局テイマーって何に振るのがいいんだろ?とりあえず今はポイント振らずに置いておこうかな。【リンク】のおかげでステータスは上がってるし大丈夫でしょ…大丈夫だよね?今のとこ余裕だし。
それと、リナもレベルが上がったみたいだ。テイムしたモンスターは勝手にステータスが振られるのね。まぁ楽っちゃ楽だよね。でも、リナのおかけで実質私にもステータス振られてるようなもんだし一石二鳥?かな?
私1人でもスライムぐらいなら問題なかったけどリナはどうなんだろ?レベル1だから1回戦闘見ておきたい感はあるよね。
「リナ!スライム2体おねがいできる?」
「ミィ!」
任せなって感じで一生懸命胸を張っている。小さくて可愛いけど頼もしいね。
その後、スライム2体とエンカウントしていた。
「リナ頑張って!」
そういうとリナはスライム2体に突っ込むように走り出した。正面から攻撃すると思ったらリナは突然上に飛び、スライムの背後に立っていた。そこからリナは2体のスライムを2コンボって文字が見えてしまうかと思うほどリズム良く倒してしまった。
「おぉ!!」
思わずニマはパチパチと拍手してしまった。
リナはえへへって照れている。
「リナすごいね!」
「ミィ!ミィミィ〜」
「え?私にもあの動きできるの?」
「ミィミィ」
「わかった!やってみるよ!」
私は早速【索敵】を使い、近くのモンスターを探す。
近くにモンスターがいたのでそこに向かうとウサギさんが居たのであった。私たちはこっそりと違う方向に向かってひたすらダッシュしたのであった。
少し離れたとこに別のモンスターがいたのでそこに向かうとハチがいたのであった。
「ん〜はじめて戦うけど大丈夫かな?」
私は少し不安ながらもさっきリナがやっていた技をやろうとした時…
「わぁ!あぶないね!どくのハリ飛ばしてくるんだね…状態異常回復のポーションないから避けないとね!」
「ミィミィ」
リナも「うんうん」と頷いてくれている。
「よし!避けながらやってみよう!」
ニマは、どくのハリを避けながらハチの前まで近づき、【跳躍】を使い上に飛び、ハチの背後に立った後【格闘術】を使いハチを蹴り飛ばした。なんと1発で倒してしまった。
「ミィ!」
リナはパチパチと音はなっていないがポフポフと拍手してくれている。
「リナ!私にもできたよ!」
ニマはリナの目線までしゃがむと、リナが頭を撫でてくれた。あまりにも嬉しすぎて叫んでしまいそうだったが…リナがびっくりするので心の中で叫んだのであった。
「ありがとう!リナ!」
「ミィ!」
「なんか技の名前つけたいね!」
「ミィミィ」
「リナも賛成してくれてるの?でも思いつかないからまた今度でいっか!」
とりあえず嬉しかったのでニマはリナを持ち上げてクルクルと回ってしまった。リナも楽しそうにしている。
『リナからの好感度が…』
「リナ!戦い方教えてくれてありがとう!!」
「ミィ!」
なんか聴き逃した気がするけど…まあいいよね!
実はリナからの好感度が上がり、ニマの見た目にも変化が起きていたのであった。
それに気づくのはほんの少しの話なのであった。
匿名掲示板
【HFL】ケモ耳少女発見
1.
俺たちって人間しかなれなかったよな?
2.
そのはず…
3.
ケモ耳ってことは獣人ってこと?
4.
いや…顔は人間だからなんか装備なのかな?
5.
じゃあそこまで騒がなくても大丈夫じゃん
6.
それがたった1時間でとんでもなく移動速度が早かったんだって。
7.
レベル上げ頑張ったのかな?
もしくは初期ステータスを俊敏にめっちゃ振り分けたんじゃない?
8.
それとケモ耳どう関係してるの?
9.
ケモ耳少女の肩にウサギが居たんだよ…
10.
ってことは!?
11.
うっうそだろ…?
12.
まさかねw
13.
いや…そのまさかだと思うぞ。
テイマーだろ。
14.
なん…だと…?
15.
テイマーでレベル上げのは大変だろ。
しかもたったの1時間で?
16.
いや〜?幻覚なんじゃない?w
17.
いや…確実に見たぞ。
見かけたら情報提供よろ。