動物好きの初戦闘
私はスキル【リンク】を発動させると光に包まれた。
その後ステータスを見てみると…
ニマ
Lv1
HP 50/50
MP 40/40
【攻撃 20〈+20〉(+10)】
【防御 20〈+10〉】
【俊敏 20〈+30〉】
【器用 20〈+15〉】
【体力 20〈+10〉】
【知力 20〈+10〉】
装備
頭 【空欄】
胴 【空欄】
腕 【空欄】
右手 【鉄の短刀】
左手 【空欄】
足 【空欄】
靴 【空欄】
装飾品【うさぎのみみ】【空欄】【空欄】
スキル
【リンク】【テイム】【短刀術】【格闘術】【跳躍】【回避】【索敵】
「え?めっちゃ強くない?レベル1だよね!これなら結構戦えそうだね!リナ!」
「ミィ!ミィミィ」
「そうね!【格闘術】あるから短刀は仕舞っておいてもよさそうだね」
リナが可愛くシャドウボクシングをして、短刀がいらないことを教えてくれた。頭を撫でてあげると、目を細くして気持ちよさそうにしている。
私は右手の装備を【空欄】にしておいた。
私は何かを思いだすかのようにリナを撫でながら考えていると「あっ…」リナの耳を触った時に思いだした。
「ん?そういえば…装飾品の欄に【うさぎのみみ】があるね」
「ミィ!!」
「そうだね!お揃い?だね!」
【リンク】ってステータスだけじゃなく見た目も共有されちゃうの。
めっちゃ可愛いじゃん!夢だったんだぁ!ケモミミキャラは最高だよね!まさかその当人になるとは思ってなかったけど。でも、初期装備に【うさぎのみみ】だからいつかはもっと似合う装備を作ってもらえるかな?
とりあえず今は、レベル上げしないとね!
「近くにモンスターの反応ないから、見つけにいこっか!」
私は、走りだしてみると「えぇ!!」ステータスが思ってるより上がっているため一時停止した。
「リナ置いていってごめんね?」
「ミィ!」
「ありがとう!今度は私の肩に捕まる?」
「ミィミィ!」
そういうとリナは私をよじ登り、肩にたどり着くと準備万端なのか鳴いてくれた。
「それじゃあいくよ!」
私は全力で走り回った。
「はやああああい!」
「ミィィィィ!!」
思わず楽しくなり時間を忘れるほど走り回ってしまった。
そんな時【索敵】が反応した。近くにモンスターがいるみたいだ。私たちはそこに向かって走った。
そこにはゲーム最初の犠牲となる定番のあのモンスターがいた。
そう、スライムである。
「やっとみつけたね!」
「ミィ!」
私は近づいて殴ってみると…
「あれ?一発で倒しちゃった」
レベル1とはいえ1人と1匹の力が合わせるとさすがに余裕だよね。このままレベル上げ頑張ろう!