動物好きの出会い
目を開けた瞬間目の前は見たことの無い景色だった。
噴水のある広場に現れるプレイヤー達。
洋風な建物がいっぱいある城下町って感じだね城はないけど、そしてどんどんこの街には人が増えていく。
1層は大平原の層らしい。まぁゲームの最初のステージといえば平和で難易度が高くないのが定番だよね。
当たりを見渡すと綺麗な建物と風景に心が満たされる。
「綺麗だな〜!よ〜し!レベル上げとモンスターをテイムするのが今日の目標だ!」
と腕を上げて1人でえいえいおー。
1人でやったらダメって決まりなんて無いもんね?ね?
さっき見渡した時にプレイヤーが目に入り、もちろんソロプレイヤーもいるが、パーティの人らだっているんだもん。
嫉妬じゃないよ?羨ましいだけだもん。
新しい友達見つければいいもんね〜。
とにかく本当に感動している。このゲームに出会えてよかったって心から思うよ。
さっそくレベル上げに行きますか。
そうして私は、東にある門を抜けると森があるので、その中でレベル上げをしようと思う。
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少し歩くと私は初のモンスターと出会った。運命の出会いかもしれない。だが、私にとっては問題が起きてしまった。なぜかというと、今出会ってるモンスターが動物型のモンスターであり、うさぎのモンスターだからだ。
名前は『ラビット』って言うらしい。
「ん〜出会ったのはいいけどやっぱり攻撃できないよね…だって…可愛いんだもん」
レベル差があるほうがテイムしやすいそうなので、レベル上げをしてからテイムしようと思ってたもんだけど、いまするとMP足りなくなりそうだな。
「一先ず、他のモンスターを倒そう!無闇な殺生は良くないから逃げよう!」
そう心に決めて身体を180度回転し、逃げ出した。
このゲームはスタミナの概念が無いようで、永遠に走り続けられるが、レベルが低いため距離は開かないので、無謀な逃亡かもしれない。
とその時、「ミィ」と小さく苦しそうに鳴く声が聞こえた。後ろを振り返るとさっきまで追いかけてきていたうさぎさんだった。HPバーを見ると少しダメージを受けているようだ。
「うさぎさん!大丈夫??このキュアポーションってモンスターに使えるのかな?」私はアイテム欄の中からキュアポーションを取り出しうさぎさんにかけてあげる。
そうするとHPがだんだんと回復していきました。
「よかった。これでうさぎさんも安心だね!」私は心配そうに声をかけ、今のうちに離れようとした時、背中に何かが引っ付く感じがしてよく見るとうさぎさんだった。
「うさぎさん!離して…?あれ?攻撃されない?」
背中を振りまくり離させようとしたがなかなか離してくれなかった。
私の頭の中はハテナだらけになり、バグなのかなと思い心を落ち着かせる。私が動きを止めるとうさぎさんは離してくれた。
「どうしたの?」
「ミィミィ」
「どういたしまして!」
「ミィ…ミィミィ」
「私を…テイムして欲しい?えぇ!?いいの?」
「ミィ!」
「ありがとう!じゃあ【テイム】」
『テイムが完了しました』
「ミィミィ」
「名前をつけて欲しいの?」
「ミィ」
「わかった!ちょっと考えるね…」
そう私が言うと頭の上にうさぎさんが登って落ち着き始めた。
「リナって名前はどう?」
「ミィミィ」
「じゃああなたはこれからリナは私の相棒だね!」
リナは頭から降りてき、目の前に経つと手を伸ばしてきた。私は優しく握り返すように握手をした。やっぱりモフモフで気持ちい。少しの間だけむにむにしてしまった。
その瞬間突然アナウンスが響いてきた。
『スキル【リンク】を取得しました。』
「初日からスキルゲットしちゃった!!」
このゲームは自分からスキルを探さないといけないゲームなのだ。
私はリナの両手をつかみ軽く上下に腕を動かしていた。
リナも一緒に喜んでくれている。ほんとに可愛くて仕方がない。
「スキル内容はどんなんだろ?」
スキル
【リンク】
説明
テイムしたモンスターの好感度が高ければ高いほど効果が上がる。
・ニマと対象のテイムモンスターのステータスが足される
・テイムモンスターのスキルを使うことが出来る。
・???????
あと一つは分からないようだ。だがとても強いと思う。これなら1人でも戦えてしまうのかな?人数いる方が強いよね。
ちなみにリナのステータスは…
リナ
Lv1
HP 20/20
MP 15/15
好感度 2/5
【攻撃 20】
【防御 10】
【敏捷 30】
【器用 15】
【体力 10】
【知力 10】
スキル
【格闘術】【跳躍】【回避】【索敵】
まだレベル1だからね。私とそう変わらないのか。
でも私が持ってないスキルだけど、私の持ってるスキルにリナのスキルも使えるのって結構すごいよね?
短刀がメイン武器だったけど【格闘術】でなんとかなるかも!
「ありがとう!リナ!」
「ミィ」
褒められてちょっと照れているような気もするが、それもまた可愛いんだよ〜!好感度マックスで5なんだね、はやくあげてスキルを使いこなさないとね!
「じゃあリナこれから2人でレベル上げよう!」
「ミィ!」
「そうだね!いくよ?【リンク】」
私はスキルを使ってみると…