42話 暴君ルドの話38
ルドはエジリオと話を終えて、フェローチェで一泊したよ。ルドの体調がよければ、お昼前に出発しようという話になって早めに就寝したよ。エトーレとリクはルドのいるフェローチェ城に残り、ジュストは護衛を一人連れただけで気晴らしに街の散策に出かけたよ。
というのは建前で、グランデフィウーメの領主ルイージが来ていると連絡が入ったんだ。ルイージは首都オリゾンテに重要な会議がない限り出向かなかったんだ。
お忍びできたのか、フェローチェ城ではなくお宿にいたよ。お宿といってもフェローチェの中で一番の高級宿だったけどね。
「陛下がフェローチェに滞在しているとうかがいましたが、遠出して大丈夫なので?ご挨拶しようかと思いましたが」
ルイージはトンマーゾから、ルドが吐血して一時ベッドから起き上がれなかったと聞いていたんだ。
「今は快復されています。長旅でお疲れで、今日はお休みされています。明日謁見可能か確認してきますが」
「明日、ね」
ルイージが指を鳴らすと、隣接する部屋のドアが開いたよ。トンマーゾが入って来て、ジュストは驚いたよ。
「ヴィペラ様もいらっしゃったのですか」
「はい。ジュスト様にお願いがありまして」
「お願い…とは…?」
自分の声が遠くに聞こえるような気がして、頭がボーッとなったよ。パンパンと手をたたく音がして、ジュストはハッとなったよ。
「すみません。ぼうっとしていたようで」
「いえいえ。ジュスト殿下もお疲れなのに、こちらが呼びつけて申し訳ございません。用事は済みましたので、お帰りください」
ジュストはお宿を出て、あれってなったよ。グランデフィウーメ領主は何の用でジュストを呼びつけたのか思い出せないんだ。
「ああ、そうだ。陛下の様子を聞かれて、無理そうだから謁見はいいと言われたんだ」
ならばルドに報告する必要はないなと考えてそのまま忘れたよ。
翌朝はとてもよく晴れた朝だったよ。ルドも調子がよかったみたいで、朝食を残さず食べたよ。
「陛下、少し寄り道しませんか?近くの村で花をたくさん植えて人を呼んでいるそうですが、今が見頃だと聞きまして」
ジュストが寄り道を提案したから、エトーレは目を丸くしたよ。フェローチェに来る前は寄り道しないでまっすぐ帰るぞ!って言っていたのに。
「へえ。花畑でも作っているのかな?」
「そうらしいです。部屋にこもりがちなので、気晴らしになればと」
「うん。いいね。村まで遠いのかい?」
「ちょっとした林があって、そこを抜ければ近いそうで。地図は…」
地図を見たら主要な道から林を通れば、馬なら十数分で行けそうだったよ。
「小さそうな村だね。あまり大人数で行ったら、村人もお客さんもびっくりするだろう」
ジュストとエトーレ、護衛を何人か連れてこっそり行くことになったよ。リクはエジリオの手伝いでフェローチェに残ることになったから行かないよ。そもそも花に興味がないから行く気はなかったらしいよ。
エトーレはひとまず先に王属部隊に村の周囲を探らせて、盗賊や魔物がいないことを確認したんだ。
エジリオに見送られてフェローチェを出発したよ。三十分もしないうちにお花畑のある村に続く林が見えてきたよ。
馬車から降りるとロドルフォが馬を引いてきたよ。
「あれ?ジョルジョではないのですか?」
「代わってもらいました」
ロドルフォはどうしてか緊張した様子で周囲を見渡すよ。
「昨日、街で呑んでいたら」
「どこでも呑むんですね」
「はい。風邪でも見知らぬ土地でも俺は呑みます。それはどうでもいい。酒場で何故かグランデフィウーメの騎士連中を見たんです。フェローチェに領主もいたらしくて、どうして領の外で朝から練習するんだとぼやいていたのを聞きました。フェローチェ領主や諜報部隊からは?」
「いや。何も聞いていません。不安にさせないように俺に黙っているのか?」
「わかりません。フェローチェ領を抜けるまで油断しないようにしてください」
「そうします。…もしものときは、ロドルフォ様と家族のことを考えて行動してください。無駄に戦わず生き残ることを考えてください」
「もしもなんてありえません。俺は陛下をお守りするためなら死をいといません。俺、結構あんたのこと好きだし」
ルドは驚いたけど、素直に嬉しかったよ。
「オリゾンテに帰ったら、呑みましょう」
「是非。エドモンド様とも呑もうと言って一度も一緒に呑んでませんよ。呑もうと呑もう詐欺です」
「なんですか、その詐欺。ではエドモンドも誘いましょう」
「約束ですよ。よっしタダ酒~」
ルドかエドモンドがおごり決定のようだね。ルドは久しぶりに馬に乗って気持ちがよかったよ。
ジュストも騎乗すると、額を軽く抑えていたよ。
「どうした?」
「…」
ルドの言葉が聞こえなかったのかな?もう一度聞くと額から手を放したよ。
「なんでもありません」
「俺のことばかり気にしてくれて嬉しいけど、何かあったら言うんだよ?」
「…」
少しぼうっとしてジュストはらしくなかったよ。
「ジュスト兄様?」
エトーレも変だと思ったようだよ。ジュストは何でもないと一点張りだったんだ。
木や草花の香り、鳥のさえずりが聞こえる小さな林の中の一本道を進むよ。
他愛もない話をしていると、物音がして鳥が鳴きながら一斉にバサバサと飛び立ったんだ。
「なんだ?」
エトーレが音の方を見るとサッと何人かの人が陰から出てきて、弓や剣を構えたんだ。服は小汚なくて、雰囲気からして盗賊みたいだったよ。
「エトーレ、陛下と先に行け!」
ジュストが盗賊に魔法を放ちながら叫んだよ。
「陛下!早く!」
ルドは逃げなければと思いながら、ジュストの様子がさっきおかしかったから気になってしまって、一緒に戦おうとするよ。
「俺はいいから!魔法は使わないで!」
魔法を使えば体調が悪化するからね。ジュストを信じて、エトーレと一本道を走るよ。
林の終わりに差し掛かり、エトーレは馬の足を遅めて振り返るよ。ジュストたちが盗賊たちをやっつけているのが見えて、馬を降りたんだ。
「敵が待ち伏せしているかもしれません」
ルドも馬を降りて身を隠しながら、周囲をうかがうよ。
道の先には畑が広がり、綺麗な花がたくさん咲いていたよ。目的地だとは思ったけれど、広い花畑に似合わない兵士たちがぞろぞろいたんだ。
「あの旗。グランデフィウーメ?どうしてここに?」
エトーレが訝しげにしていると、ルドは目を細めてグランデフィウーメの旗を見たよ。
「…エトーレ。盗賊がいるとグランデフィウーメの兵士に話してくる。お前はジュストとロドルフォ様たちに伝えてきて」
「しかし。三十分前に先遣隊がこの辺りを探りましたが、盗賊もグランデフィウーメ兵もいると報告はありませんでした」
「三十分で状況が変わったのだろう」
蹄の音がして、振り返るとジュストが馬を降りたよ。
「討伐は完了しましたが、負傷者が」
「わかった。エトーレは負傷者の治癒を、ジュストはロドルフォ様たちに連絡して。俺はグランデフィウーメの兵にこのことを伝えて治療を手伝ってもらうように頼んでくる」
「グランデフィウーメ?どうしてフェローチェにいるのです?」
「わからない。…ジュスト。お前も怪我しているではないか」
剣で斬られたのか、袖が切れて血が滲んでいるよ。
「大したことありません」
「ゲレルのお守りは?」
お守りを入れていたポケットを探るけれど、なかったみたい。
「戦闘中に落としたようです」
「これを持っていきなさい」
ルドが取り出した小さな袋にジュストは見覚えがあったよ。
「これはマッテオ父さんの…」
「代わりに持っていなさい。絶対になくさないようにね」
「わかりました」
二人が離れるとルドは立ち上がって、馬を引きながらグランデフィウーメの兵たちの方に向かったよ。
「あなたたちはグランデフィウーメ領の兵士ですか?この林で盗賊に会って護衛が負傷しました。治療を手伝ってほしいのですが」
兵の隊列が割れて、見覚えのある顔がずらりと現れたよ。
エトーレはもと来た道を戻ると盗賊の骸が転がっているのを見つけたよ。その中には護衛の姿もあったんだ。馬から降りて生存者がいないか確認したよ。
「みんな死んでいる…?ジュスト兄様。死者の報告は聞いて…」
後ろにいたはずのジュストの姿はなかったよ。前にも左右にも見当たらないんだ。
「グランデフィウーメ。ジュスト兄様…。まさか!」
急いでルドの方へ向かおうとして、武装した人たちが林から出てきたよ。エトーレは問答無用で魔法の火を放ったよ。
兵の間から現れたのはグランデフィウーメ領主ルイージとトンマーゾだったよ。どうしてか季節の神の大神使や裁きの神の大神使の姿もあったんだ。それだけではくて、目を疑ったのはステファノの末の息子とその子どももいたんだ。
「これはこれは。陛下。お一人で、どうされたのですか?」
ルイージが笑顔がルドには白々しく思えたよ。
「そこの林で盗賊にあって、護衛が負傷している。治療を手伝ってほしいと頼みに来たのだが、貴殿がここにいるとはフェローチェ領主からも聞いていないが。なぜ神使様やオリゾンテ家の人もいる?」
「フェローチェ領主に私がここにいると話していませんから。私たちは陛下が皇帝に相応しくないと思っています。
大人しく王の指輪を渡してくださいませんか?」
「…随分と直接的に言うのだな。もっと早く言い出すのかと思っていましたが。やるわけないだろうと言ったら?」
ルイージは神使たちをちらりと見ると、裁きの神の大神使が言うよ。
「罪人ルド・ルークススペースは神の使いと詐称し、天候を操り、自らの権威を高めるために病を流行らせました。神々を冒涜し、民を騙した罪で捕縛させていただきます」
「病を流行らせた?どうやって?本気でおっしゃっているのですか?」
神使は黙ってしまって、答えないよ。代わりにルイージが言うよ。
「病はゲレルが原因だったのに、カスカータのせいにした。そうだろう?」
兵士に囲まれてジュストが来たけれど、目の焦点が合っていなかったよ。トンマーゾがトンと肩を叩くよ。
「病の原因はゲレルだというのは本当ですか?」
「…本当だ」
ジュストの様子が変だから、ルドはよく視たよ。トンマーゾの手が見間違えかと思うほど、うっすら光ったよ。魔法を使っているんだ。
「やはりジュストに魔法をかけていたな!ジュスト、お守りを使え!」
「おまもり…」
ジュストは右手で内ポケットをギュッと握るよ。ルイージはうっすら笑っていたんだ。
「今さら気づいても遅い。いや気づいて貴様はなにもしなかった。トンマーゾの魔法を知らないから、何も出来なかったのかな?証拠もなく捕らえることは許されてないからね?」
「…今、俺を殺すというのはどういう魂胆だ?もっと機会があっただろうに」
「疫病だよ。国が混乱しているときが狙い目だが、お前が始末をしてからにしようと思ってな。まあ、なかなか神殿からでてきてくれないというのもあったが。皇帝の座を渡すのだ。農民」
「もう農民をやめて三十年以上になるけど?そんなに皇帝の座がほしければあげよう。ただし議会の承認を得てからだ。その前にジュストを解放しろ」
ルイージはすっと後ろに下がって、やれと命令したよ。兵士たちが一斉に魔法を放ったんだ。
「待て、話し合おう!」
この期に及んで逃げないで、犬養毅さんスタイルでいくらしいよ。
ルドの持つ魔法具で全て魔法が弾かれたんだ。
ルイージは舌打ちしたよ。
「トンマーゾ。お前の兄が作った魔法具は素晴らしいが、厄介だな。魔法はだめだ。魔法部隊下がれ、槍と矢を構えろ」
本気で殺す気らしいよ。ルドは渇いた笑みを浮かべるしか出来ないよ。
「何人連れてきたのです?俺を殺すのに大げさではないのかな?」
「貴様は私たちの知らない魔法を多く知っているからな。用心のためだ」
距離を保つために矢と三メートル近い長い槍にしたようだね。
「俺はそんなに知らないよ。ほらトンマーゾがジュストにかけている魔法を知らない。俺は一人だ。抵抗はしない。
話し合う気は?」
「ない!」
十以上の矢を氷の壁で防いで、後退したよ。
「陛下!」
ルドはエトーレが一人だけで来てしまったことに、冷や汗をかいたよ。味方を連れてきていないんだ。
「エトーレ、逃げろ!」
エトーレは逃げなかった。魔法を放って、ルドに向かってくる矢と槍を燃やしたんだ。敵を見据えるとそこには、血が繋がらないけれど兄だと思っていた男がいたよ。
「ジュスト、どうしてだ!なぜ裏切った!」
そのジュストといえば、混乱の中にいたよ。
「俺は…」
「私たちの仲間ですよね?陛下に不満を抱いていた。違いますか?」
違うともそうだともジュストの頭に響くよ。ぎゅっとお守りを握るともやのようにかかった頭の中が少しずつ晴れていったんだ。
「俺の、弟…息子から離れろ!毒蛇め!」
ルドは水の礫を放つけれど、グランデフィウーメ兵士の防御魔法でトンマーゾに届かなかったよ。
「陛下、お逃げください!」
エトーレも敵に囲まれて応戦しながら叫んだけれど、ルドは逆にエトーレに逃げろというよ。
「お前だけは、お前だけは逃げてくれ!ジュスト、しっかりしろ!ジュスト!目を覚ませ!お前たちだけは生き…」
ルドは全身痛くて意識が飛びそうになりながら、近くの敵を倒していくよ。火の弾が目に直撃して目を焼かれても、魔法を放ち続けたんだ。
逃げてくれ、生きてくれ。お前たちだけは。
槍がお腹を貫いて、その槍を持つ人へ剣を投げて殺したよ。地面を陥没させて敵を奈落へ落としたんだ。
グランデフィウーメの兵も戦いを見ていた神使は震え上がったよ。
「目を潰したのに…」
「悪魔だ…」
「化け物め!」
エトーレも背中に剣で刺され、倒れ込みながらもルドへ向かう敵を燃やしたよ。
でも多勢に無勢。ルドの腹や背に槍が刺さっていくよ。
「お父さん!」
強化魔法のかかった切っ先がエトーレの首を薙いだんだ。エトーレはルドへ手を伸ばしたまま、首を落とされたのに気づかず、目を見開いたままルドが串刺しになっていくのを事切れるまで見ていたよ。
ルドは自分が倒れたことに気づかなかったよ。エトーレの魔法が止んでいたのは気づいたよ。
「エ、トーレ…」
うつ伏せから起こされて、陽の光りが頬にあたるよ。潰れた眼で最期の力を絞って視たんだ。淡く光る顔へ、手を伸ばそうとしたけれど、動かないんだ。
「ジュ…ス、ト。お前、わる、くない。やくそく。あと、は。…た…のん、だ」
動かなくなって傷だらけのルドが現実だと思えなかったんだ。ジュストはなんで、どうしてと口の中で呟いていると横から蹴り飛ばされたよ。
「退け、下賤。王の指輪は?」
ルイージがルドの指を確認したけれど、指輪はなかったよ。
「どこにいった?隠したか?エトーレを可愛がっていたな。改めろ。これでないとか言わせるな。これだけ兵を道ずれにしやがって」
ルドを一人殺すのに三十人の精鋭がいたんだけれど、エトーレと二人で全員殺してしまったんだ。
「こいつは神の使いではない。魔王だな」
ルドの服の中も確認したよ。指輪はなかったけれど、内ポケットの中には砕けた水晶の破片が入っていただけだよ。
「そんなはずは。おい、ジュスト。指輪を知らないか?」
ジュストは這うようにルドのそばに進んで、震えていたよ。
「俺は…。何をしていたんだ?俺は?なんで?」
――何かあったら言うんだよ。
ジュストのことだから、グランデフィウーメやトンマーゾを泳がしているのだろうと、ルドは報告してくれるのを待っていたんだ。何度もトンマーゾと接触してそれを言わなくても、問いたださずに信じて待っていた。
魔法によってジュストの思考が奪われていたのを知らずに。
「とうさん…」
ジュストは殺されるルドを助けず何もしなかった自分を呪い、無能さに打ちひしがれていたよ。
空気を読めないルイージがジュストを掴もうとしていたから、トンマーゾが止めさせたよ。
「魔法の効果を切りました。混乱しているでしょう。ただでさえ、兄代わりの人が目の前で死んだのです。少し悼ませてあげましょう」
「待つ必要はない。こいつは処分する」
振り上げられた切っ先を剣で弾いて、ジュストはルイージに斬り込むと、ルドを抱えて走ったよ。
追っ手を岩の兵で防いで、うろうろしていた馬に飛び乗って、ルドを刺していた槍を抜きながらロドルフォたちのいる林の反対側へ逃げたよ。
流れる血はまだあたたかく、手も服も汚れるのを厭わず傷に触れるよ。痛みを訴えないから、ルドが死んだということが嫌でも理解できたんだ。
落とさないように胴を抱えるとその細さと重さに驚いたよ。大きな手で撫でてくれたのはいつのことか。
優しい眼差しは潰されてジュストを見ることはない。
「父さん、父さん。ごめんなさい」
ルイージは斬られた手をもう片方の手で押さえながら、狂ったように叫んだよ。
「待て!ジュスト。王の指輪を置いていけ。ルドを殺したのは私だ。次の王は私だ!この私が王だ!王の証を!返せ、王は平民ではなく貴族がなるものだ!」
よく晴れていた空から雨が急に降り始めたよ。神使たちは空を見上げて、一人が呟いたんだ。
「雨が…。水の神様が泣いていらっしゃる」
次回はルドの死後について少し触れます。
今回のあとがきは、テラの無駄話、カットした部分を書いていますので、作品の余韻を楽しみたい方は是非読まないでください。
○カットシーン○
エトーレは逃げなかった。魔法を放って、ルドに向かってくる矢と槍を燃やしたんだ。敵を見据えるとそこには、血が繋がらないけれど兄だと思っていた男がいたよ。
「ジュスト、どうしてだ!なぜ裏切った!」
おっとカエサル系のセリフが出た!裏切り定番来た来た。え?カエサル知らない?ユリウス・カエサルさんはクレオパトラさんの旦那さんだよ。賽は投げられたって言った人だよ。ボクも言ってみたいセリフだね。ふふふ。
えっとカエサルさんは英語だジュリアス・シーザーで、ほらシーザーサラダの人だよ。え、シーザーサラダのシーザーって、アメリカだかメキシコだかでシーザーさんって人が考案したから、カエサル関係ないって?
うわ、ボク堂々ここにくる前にお話していた街で、カエサルがシーザーサラダ好きだから名前つけられたとか言っちゃった。
訂正しなくちゃ!って話し進めろ?今重要なシーンだろう?ご、ごめん。お話続けるよ。
いや、確かにカエサルの時代にあの真っ白なドレッシングをどうやって作ったんだろうと思っていたんだよ。あの味といい、洗濯洗剤のコマーシャルに出そうな真っ白さはどうやって実現しているんだろうね。
あ、また脱線しそう?ごめん、えっとどこまで話したっけ?
卯月「こういう無駄話が今回多くて、大幅カットしたらいつもより短くなりました」
テラ「ボクはシリアスにがてだから、ばをなごませようと…」
卯月「いらない。不要」
テラ「しょんぼり」




