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街の消失

航空燃料は純度の高い灯油とかガソリンで通常のは使えないらしい。

もうすぐ灯油の時期だな。



釣りたての焼き魚は美味い(釣ってない)



丸焼きにする時はウロコをとってハラワタを取り出してから焼くと良い。


一度取ったそのまま焼いて食ったらウロコがジャリジャリした。




そんなこんながあった次の日


いつものようにおっそい朝を迎えた。



「結局昨日は聞きに行けなかったな」


「夜になって帰ってきましたからね、ゴブリンもまだいるかもしれないし夜は危険ですよ」


旧大学と付属高校の間は街灯が少ない。いまは発電機だよりだから尚更だ。


そんな中武器を持った殺意満点の化物が隠れてるかもしれない。コワイ。


日本にもスラムは有るんだ(此処)


そんなこんなでやってきました音楽室


といっても今はあまり人がいない。


各自作業してるからな。


対面してるのは生徒会と自衛隊の人、先生方だ。


生徒には追って話していいところから話すらしい。


昨日もある程度話しをしたが夜だったため軽くだったそうな。



「それで何かわかったんですか?」


代表してミカが話を聞いている。


信じられませんがと濁してから森下さんが話し始めた。


「上から周囲を見たのですが森に囲まれていました。此処に救援活動に来た時にはありませんでしたね。こんな速度で育つわけもないし明らかな異常です。ここまではいいですか?」


俺達は無言で頷いた。


「それだけでもかなりの異常なんですが。我々は富士の基地へ一度向いました。レーダーは映りませんが磁石もありますので方向はあっていたはずですが、基地はありませんでした」



ザワザワと周りが騒がしくなる。


「そ、そんな?それでは我々はどうなるのですか!」


「まさか全部森になってるのか!?」


「むしろなぜ学校だけ無事だったのか?」



「落ち着いてください。基地はありませんでしたが途中で家や村を見ました。また森だけでなく途中からは草原になっておりました」


「だからなんだと言うんだ!それよりも基地がなければ何処へ行けば」


「家があるのは当たり前ではないか!」


「まて、村といったな?この辺に村が有るわけないぞ?首都周辺は開発され尽くしているはずだ」


「そうです。森がある時点で既におかしいのですが。村は現在の日本にはありません。最低でも郡になっています」


「表記の違いなどどうでもいい!つまり少ない家の集落だな?」


「はい。そこへ向かえば何かわかるかもしれません。ですが我々は別の基地を探して見るので地上からの捜索をお願いしたい」


「ヘリで行ったならそのまま降りれば良かったのでは?」


「航空燃料がもうあまりありません。ヘリは通常のガソリンとは違うので無くなると動けなくなります」


「その前に基地を探さないと……か。」


「応援が呼べないとなるとこのままでは詰んでしまいます。その前に街を探さなければ」


「……そうだな。畑は有るが部活で使う小さなものだ。とても賄えない。川も同じだろう。保存食がキレたら私たちは終わりだ」


「何でこんな事に!爆弾でも落とされたならわかるが森が急に現れるなど!」


「今はそんな事話してる場合ではない!!一刻も早くその村とやらに向かわなければ!」


理事長が一喝して騒ぎを収めた。


「村で周辺の事情が聞ければ良いのだが。村では食料も少ないだろう」


「幸いな事に車は沢山あります。門付近の何台かはボコボコですがソレ以外は無事でした。先生方で運転して行ってみましょう」


「……そうですね。門前はある程度道があるそうですし。位置情報を確認して行きましょうか」


どうやら先生方で村に向かうみたいだな。


「アニキ、俺達はどうしますか?」


「本当は行きたくないんだけどな~~。流石にいかないと不味いっしょ」


「飯は有るけど街がなくて草原って話ッスからね」


「ずっと学校にいるわけにもいかなしな」


「お前も母ちゃんが心配だろ?」


「そうっすね。アニキのとこで働かせて貰ってるっすけど。街がないとなると母ちゃんが無事かわからないっす」


「一応俺のじいちゃんが台風の時にシェルター街避難させてるはずだけどな」


「正門前のコンビニも無いっすからね。心配っす」




第二都市が消失している事実が判明してあせる一同。


このままでは食料も尽き救助も呼べず全滅してしまうだろう。


一刻も早く見つかった謎の村へ行き状況を聞かなくてはいけない。





押し寄せる不安と未知の力への恐怖に困惑しながらもその村へと行く事にした。





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