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手紙①

「お嬢様。旦那様より転送でお手紙が届いておりました。」

「一人娘を放って出かけるんですもの。手紙の1つぐらい当然よね。」

チョキチョキ


執事へ

元気にやっているだろうか。娘が帰ってきてからというものお前には迷惑を掛けていると思う。だがお前はこの私が見込んだ男。何より強い。きっと娘と上手くやってくれると信じている。

こちらは元気にやっている。何より魚が旨い。超旨い。スシなる料理を作る流浪の民が親切丁寧にしてくれるので帰りが遅くなりそうだ。

そろそろ庭に果実が実る頃だ。お前が仕込んでくれる果実酒の味は最高だからな。嘘ではないぞ。どんな銘酒より味わい深い。今年の出来を楽しみにしているぞ。

私の机の1番上に王都への提出書類が入っている。出し忘れたので適当に埋めて出しておいてほしい。1番<上>だからな。<下>ではない。大事な事なので二度書いておいた。

ちなみに今回のお土産は水羊羹にする予定だ。楽しみにしててくれ。

ボンバー•ボンバイエ4世

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