お手軽辛子明太子料理
辛子明太子は、そのままご飯に乗せて食べても、軽く表面を焼いて中は半生な感じに焼いて食べても美味しいですが、それを一手間加えると更に美味しく食べられます。
料理として使う場合には、まず最初の一手間が大事になります。
それは、辛子明太子を覆っている薄皮を外す事です。
そんな手間かけたって大して変わらないと思う人もいるかもしれませんが、実際に食べるとなると薄皮が口に残り食感も悪いですし、食べた時に美味しさが半減するので、しっかりと取り除いた方が美味しく食べられます。
薄皮を外すのが面倒だと思ったり、外した後の辛子明太子が散らかるといった事を気にする人が多いかもしれませんが、その辺りもやり方次第で簡単に済ませれます。
まず、まな板にラップを広げます。
こうする事で、まな板も汚れませんし、辛子明太子の薄皮を剥がすのも滑りが良くなりスムーズに外せます。
次に、辛子明太子に縦に切れ目を入れ、そこから左右に割り開いたら、薄皮の端を押さえてから包丁の背側を押し当ててスーっと包丁を押すと薄皮から簡単に辛子明太子の中身が外せます。
これを数回行う事で、薄皮から中身が全て取れて綺麗に薄皮だけ残るので、残った薄皮は捨ててください。
そして、取り出した中身を料理に使います。
薄皮を取り除いた辛子明太子は、そのまま色々な料理に簡単に使えるので便利です。
例えば、ポテトサラダに混ぜるだけで「タラモサラダ」と呼ばれる物に早変わりします。
普通のポテトサラダよりも少しピリッとして美味しいですし、辛子明太子により淡くピンク色に染まったポテトサラダは見た目も良いです。
他には、辛子明太子パスタも簡単に作れます。
辛子明太子パスタは大きく2種類ありますが、どちらも作るのは簡単です。
ボールの中に、薄皮を外した辛子明太子に、マヨネーズとバター、醤油、レモン汁を入れて軽く混ぜておいたら、茹でたて熱々のパスタを茹で汁を切らずに加えて全体をよく混ぜてから味見をして好みで塩・コショウを振ってお皿に盛り付けたら「辛子明太子パスタ」の完成です。
レストランの様に、最後に刻み海苔を振っても良いかと思います。
同じ様に、ボールの中に、薄皮を外した辛子明太子に、今度は生クリームか牛乳を加え、卵黄(全卵でも構いません)、バター、塩・コショウ、パルメザンチーズを入れてよく混ぜたら、茹でたて熱々のパスタを加えて全体をよく混ぜ合わせます。
こちらも味見をして最後に塩・コショウ等で味を整えたら、器に盛り付けて「辛子明太子のクリームパスタ」の完成です。
「辛子明太子パスタ」と比べると濃厚な味わいでコッテリとしていますが、クリームソースがある分、ツルツルと食べられボリュームもあります。
作る時に失敗しないコツは、茹で上がった直後に直ぐに混ぜ合わせる事です。
時間が経ってパスタが少し冷めると卵黄に火が通らず生っぽい味になるので、茹でている間に準備を終わらせて直ぐにパスタを混ぜられる様にしておいた方が良いです。
他にも、マヨネーズとあえて辛子明太子マヨを作っておくと、おにぎりの具にしたり、パンに塗ってトースターで焼いたりと便利に使えます。
他にも、卵と薄皮を剥いた辛子明太子を茹でたてのうどんと合わせた辛子明太子の釜玉うどんも美味しいですし、クラッカーに乗せるだけで簡単にオードブルとして使えます。
更に野菜スティックを用意すれば、ディップとしても使えて簡単です。
薄皮を剥いた物は、そのまま置いておくと日持ちしないので、薄皮を外して余ったら、ラップで包んで冷凍庫で保存すると良いかと思います。
そうしておけば必要な時に直ぐに解凍してパパッと使えて便利です。
アイデア次第で色々出来るので気軽に使ってみてくださいませ~