このネクタイは彼に似合うわ(200文字小説)
このネクタイ素敵…
素材もいいわ。
きっと彼に似合うわね。
その夜、早速彼の部屋に行った。
買ってきたネクタイを彼の首に巻く。
そして締める…
彼の顔が苦痛に歪む。
「よくも浮気したわね!」
「待ってくれ! 俺じゃない。 君に二股かけたのは双子の兄貴なんだ」
「な~んだ! あなたも双子なの? 私も双子の妹に頼まれたのよ。彼を殺してって」
「俺は絶対、二股なんか書けないから殺さないでくれ」
「本当? だったら、私と付き合いなさい」
このネクタイ素敵…
素材もいいわ。
きっと彼に似合うわね。
その夜、早速彼の部屋に行った。
買ってきたネクタイを彼の首に巻く。
そして締める…
彼の顔が苦痛に歪む。
「よくも浮気したわね!」
「待ってくれ! 俺じゃない。 君に二股かけたのは双子の兄貴なんだ」
「な~んだ! あなたも双子なの? 私も双子の妹に頼まれたのよ。彼を殺してって」
「俺は絶対、二股なんか書けないから殺さないでくれ」
「本当? だったら、私と付き合いなさい」
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