表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

サービス終了のお知らせが表示されるんだが、終わるのはどうやら宇宙らしい

 朝起きてスマホを手に取ると、「サービス終了のお知らせ」ということばが表示されて、すぐ消えた。
 何のサービスが終わるんだろう。確認できなかった……。

 高校二年生の白根井鍵は、五月の朝、謎の現象に遭遇する。
 スマホやパソコンの初期画面に「サービス終了のお知らせ」と表示されるが、何が終了するのか判然としない。
 世界各国の現地語でその日から一斉に起こっている現象だった。大国にもIT大企業にも原因はわからなかった。

 鍵は父が再婚したばかりで、義母と美しい義妹を家に迎えたばかりだった。
 義妹の美舟は高校の同級生で、学年のアイドル的存在だ。
 謎現象も気になるが、新しい家族とうまくつきあっていく方がより切実な問題。

 鍵には同じ高校に通っている幼馴染の女の子もいた。
 空原理素という名の幼馴染とは、かつてともに誘拐監禁事件に巻き込まれ、死線から生還した間柄。
 鍵と理素を救ったのは、警察官である彼女の父親だった。
 理素はそのときのトラウマのせいで、目に光がない。

 鍵の生母は、VRゲーム機器の研究者だった。
 彼女は「宇宙は自然物ではなく、人工物である可能性が99.999パーセントなの。たぶんこの宇宙はシミュレーションゲームよ」ということばを残して、病気で亡くなった。

「サービス終了のお知らせ」が表示された翌朝、今度は「長らくのご愛顧どうもありがとうございました。宇宙2.0はまもなく終わります」という文章が全世界のスマホとパソコンに表示された。
 どうやら鍵たちの宇宙は、「宇宙2.0」というシミュレーションゲームで、まもなくサービス終了となり、人類もろとも消えてしまうようなのだ。 
  
 鍵と理素は宇宙の終了を回避するため、「鍵」となるものを探す。

 SF長編小説、全42回。
暗い目の幼馴染
2025/07/03 19:20
ASI
2025/07/03 20:20
救貧平等軍
2025/07/04 18:20
誘拐監禁実況
2025/07/04 19:20
事件の経過
2025/07/05 17:20
スーパー警察官
2025/07/05 18:20
事件の果て
2025/07/05 19:20
宇宙2.0
2025/07/06 17:20
パーセンテージ
2025/07/06 18:20
贈り物
2025/07/06 19:20
ビニール傘
2025/07/07 17:20
段階的な終了
2025/07/07 18:20
洋館の所有者
2025/07/08 17:20
鍵を探す鍵
2025/07/08 18:20
再び洋館へ
2025/07/08 19:20
メインヒロイン
2025/07/09 17:20
宇宙3.0
2025/07/09 18:20
宇宙1.0
2025/07/09 19:20
歴史研究会
2025/07/11 17:20
誘拐監禁放送
2025/07/11 19:20
事件の推移
2025/07/12 17:20
救出作戦
2025/07/12 18:20
現実感
2025/07/12 19:20
基底宇宙
2025/07/13 17:20
さぼり
2025/07/13 18:20
探偵事務所
2025/07/14 17:20
情報
2025/07/14 18:20
ステータス
2025/07/20 17:20
聴覚喪失
2025/07/20 18:20
プロンプト
2025/07/20 19:20
レゾンデートル
2025/07/21 17:20
牛刀
2025/07/21 18:20
メイク
2025/07/21 19:20
鍵のゲーム
2025/07/22 17:20
最終回 観測者
2025/07/22 18:20
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ