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ステラ・ライト  作者: しがみ
幕開け
22/22

急変

「――さてと…お小言はこの程度にしておいて、教官。なんとかダスターは倒せたけれど……イリスが消息不明よ。」


ソレルが閉じた扇を肩に当て、

普段滅多に見せない“険しい表情”で俺を見据えた。


「え!?イリスが……?」


「そ、そうなんです!あの時……変な力に掴まれて、そのまま宇宙の彼方へ……!」

ルクスは震える瞳で必死に説明する。


「まぁ待て、こういう時のために、位置はしっかり追跡できるようにしてあ……」


そう言いかけて、俺の声が途中で止まった。


「? 教官? どうしたんですか……?」

不安げに首を傾げるルクス。


「……う、嘘だろ……? なんでこんな……」


俺の手は震えていた。

表示された座標は、絶望的な数字だった。


「教官……その顔、ただ事じゃないのね?」

ソレルが低い声で問う。


「……イリスの位置はこのあたりだ。

そして、ここは……」


ごくりと息を飲む。


「この宙域で“最もダスターが集中している場所”――

つまり、“大群ボス”の真っ只中だ……」


ルクスの表情が青ざめる。


「そ、そんな……イリスが、一人で……?」


ソレルですら息を呑んだ。


「……まさか、あの引力は……」

ソレルが呟くように言った。


俺の胸は強く締めつけられた。

イリスの突撃癖も、軽率さも全部知っている。

だからこそ――


あの子を一人でそんな場所に置いておけるわけがない。

すんませんマジでお待たせしました

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