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ステラ・ライト  作者: しがみ
幕開け
1/21

再起…?

「ど、どうなってるんだ?俺は…確かに死んだはず――」


辺りを見回しても、ここが天国か地獄かもわからない。

ただ、わかっているのはひとつだけ。

これは現実ではない。いや、少なくとも、生きていた頃の俺の現実ではない。


俺、白椛しらかば えにしは、どこにでもいるしがないサラリーマンだった。

朝から晩まで会社にこき使われ、気づけば何かを感じる暇もない日々。

そんな中、唯一の癒しがあった。それが、ソーシャルゲーム――**『ステラ・ライト』**だった。


可愛い女の子たち「ステラ」を育てて、謎のエネミー「ダスター」を倒していくシンプルなゲーム。

深夜に布団の中でログインして、ステラたちの笑顔を見るだけで、なんとか今日一日をやり過ごせた。


…だが、ある日、ついにその日常も限界を迎えた。

疲労の蓄積か、それともストレスの過剰摂取か――

「ポキッ」と音がしたかは知らないが、俺は仕事中に倒れて、そのまま――


「おかえりなさい!教官!!」


その声は、あまりにも鮮明で。

目の前には、画面越しで見ていたステラのひとりが、笑顔でこちらを見つめていた。


「……は?」


俺の知らない『ステラ・ライト』が、今ここから始まろうとしていた。



お初にお目にかかります、しがみです。

不定期でのんびりと書いていこうと思います。

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