詩 かきむしったハートを誰かに
命をあげたい
いま死んでしまいそうな人に
あげたい
だって無駄使いしているから
無意味に時間を消費してるから
この命に価値なんてないでしょ?
きっとこの先
これを持っていても
誰の役にも立てないから
何の役にも立たないからさ
命を与える力がほしい
神様どうか
ここから奪い取ってよ
意味のない命を
無駄のない活用で
意味のある命に
有益な人生を
あげて あげて
足手まといは嫌だから
ないようにして ない状態にして
かきむしっても ハートがとれない
泥水のなかで足掻いている
上も下もわからない
どこに光があるのか分からないから
浮かび上がる事 ままならない