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回顧録。僕らの旅路。そしてその果て。

作者: 鳳仙花

 君は覚えているだろうか?


 あの日、交わした約束を。


 この、旅の始まりのきっかけを。


 それから続いてきた、僕らの旅路を。




 ここに至る過程なんて、君はもう覚えていないだろう。


 あれから色々なことがあった。


 様々な悲しみ、ささやかな喜び。


 そんな悲喜こもごものこと。



 寄せては返す記憶の数々。


 数え切れない経験。


 僕も君と同じだ。


 じきに忘れ、忘れ去られてしまうだろう。


 もはや、残るのは交わした約束だけ。


 けれど、そんなことは重要じゃない。


 これまで歩んできた軌跡には必ず意味がある。


 願わくばどうか、君が幸せでありますように。



 もうすぐだ。


 ようやく終わりの時が訪れる。


 これが僕らの結果。


 ここが旅路の最果て。


 ああ、そろそろか。


 とうとう彼女がここへ、やってくる。




 それじゃあ、最後に君へ語ろう。


 人によってはつまらないと思うかもしれない。


 それでも、僕らにとってはかけがえのない、大事な、大事な記憶の物語を。

本当は自分の中に

物語のバックボーン(人生の終わりがテーマではないです)はありますが、

諸事情からこんな形で参加させていただきました。


趣旨につきましては

仙道アリマサ様ご本人は許可はいただきましたけど、

異色ですいません。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ううむ、バックボーンがむちゃくちゃ気になる!! しかし、最後の部分が特に響きました! ーー人によってはつまらないと思うかもしれない。ーー そう、他人から見れば理解し得ないものでも、本…
[良い点] 「これまで歩んできた軌跡には必ず意味がある」 この一文、胸に響きました!
[良い点] 『もはや、残るのは交わした約束だけ』 ぐぬぅーーん! 私、なぜか『約束』って言葉に弱いんです! ぐっときました!
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