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ずっと一緒にいよう 生贄  作者: リィズ・ブランディシュカ
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01



 私の住んでいる村は小さな村だ。

 人口が百人にもならない、とても小さな村。


 周囲は山に囲まれ、村の外には深い森がある。

 手つかずの大自然と言えば、聞こえがいいけれど、そこに住む人達にとっては閉鎖的な森ながあるだけだった。

 そんなな村だから、外から人が来る事はめったになかった。


 村の中で行われる取り決め、掟。

 人々は決まりをずっと続けていた。

 第三者の、客観的な目に晒されないまま、延々と唯々諾々と従い続けている。


 そんな小さな村にはある大きな決まりがある。

 それは村でまつられている神様に関係するものだった。


 その村では十年に一度、その神様に生贄をささげなければならない。

 もし、そうしなかった場合、村に数々の災難が押し寄せるのだという。


 そんな言い伝えに怯えた村人たちは、十年ごとに律儀に神様へ生贄を捧げ続けていた。


 そして、前回から十年後。

 今回は、その生贄に私が選ばれる事になった。



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