第二話 紅魔学園
さて、今回は謎の学園〝紅魔学園〟について少々説明をします。一体どんな学園なのか!?
今回は、その正体が分かる…かも?
『紅魔学園』
この紅魔学園は、下級生から上級生まで幅広い年層の生徒達──まだ異能に目覚めきれていない──を教育している学園だ。
ただし、下級生に入れるのは、最低でも、小学一年生の子供。
上級生としてこの学園に入っていられるのは、高校三年生まで。
ただし、「何だ、無償で守ってもらえるんじゃん♪」
等という言葉は口に出さない方が良いであろう。
何故なら──この学園にいる間は、生徒は誰も出られないのだから──
この紅魔学園は、未だ異能に目覚めていない無力な子供を守るが、子供達の安全性を優先する為、学園の寮での暮らしとなる。
そうなると自動的に、学園外の友人はもちろん。
家族でさえ、まともに会えなくなる。
面会は1週間に一度、有るか無いかくらいだ。
そして、そこの卒業生は口を揃えてこう言うそうだ。
〝あそこ……紅魔学園にいると、まるで囚人になったような気分になる〟
みんなが皆、面会を出来るわけではないのに加え、ご飯等も養う子供が多い為、一人の食べる量は少なくなる。
そこに入れば本当に、囚人のような生活が送られる事となるのだう。
もしも、もしもの話だが、この学園が君を迎えに来たらどうだろうか?
君たちが、まだこの学園の真相を知らず、のうのうと生きている時に……等という事があったら?
──それはさぞかし怖いことであろう。
はい。という事で、第二話〝異能のイロイロ〟が終わったわけですが、今回はあまり時間が無い為、ほんの少ししか書けませんでした……。無念。
ですが、次話からはまたどんどんと、そしてイロイロと導入していきます!