ふと思い立ち、ちょっくら自分の宗教心を探る晩秋 いや、深い意味はこれっぽっちもないんすけど、ちょいとね
① 特定の宗教を信仰していない。
② 妻もしていない。
③ 母が、ある新興宗教の熱心な信者だった。
④ お寺めぐりが好き。
⑤ 神社めぐりが好き。
⑥ でも異国の教会や寺院には興味が無い。
⑧ 天皇陛下を普通に敬愛している。
⑥ 冠婚葬祭を普通に重んずる。
⑦ クリスマスを含む年中行事は、ささやかながら一通り行う。
⑧ んがしかし、ハロウィンの意味は、いまいちよく分っていない。
⑨ 道すがら、地蔵さんがあれば、手を合わす。
⑩ 事故現場に花や水がそなえてあれば、手を合わす。
⑫ 手で十字架をきったことは、一度もない。
⑬ 手塚治虫の「ブッダ」が中学時代からの愛読書だ。
⑫ 小学三年生の時に、市立図書館で「キリスト」の伝記を読んで、数日間、心の震えが止まらなかった。
⑬ 旅先の宿泊施設に「聖書」があれば、必ず軽く目を通す。
⑭「古事記」と「日本書紀」のハチャメチャな世界観が大好きだ。文学として傑作だと思う。
⑮ 霊感が無い。死んだ母など、僕的には毎日ウェルカムなのだが、ちっとも現れてくれない。
⑯ 母の骨は今だ納骨していない。僕の指示で父に手元供養させている。
⑯ 子供の頃、僕がいると「こっくりさん」が動かないというので、友達に仲間外れにされた。
⑰ 占いに興味が無い。自分の本当の誕生日は、母のお腹で精子と卵子が結合した日だと、密かに思っている。
⑱ 超常現象の凄さが分からない。時間をかけてスプーンを指で撫で曲げる能力よりも、一秒でスプーンを切断してしまう高速グラインダーの開発者の方が、ちょ~能力者だと思う。
⑲ 運だめしが苦手。高校生の時、付き合いでパチンコをした時期があるが、不毛でたまらなかった。宝くじ、おみくじ、ギャンブル、トランプ、麻雀、一切やらない。
⑳ 天才科学者たちが、何故か、ちらほら宗教めいた言葉を残していることから、最後の最後のところでは、科学と宗教は繋がっているのかなあ、な~んて、そこはかとなく思いを馳せる。
㉑ 僕が死んだら、葬式は無宗教の家族葬にしてほしい。
㉒ 僕が死んだら、墓はいらない。
㉓ 何しろこの性分なので、おそらく死ぬまで特定の宗教に入信することは無いと思われる。
㉔ と、ここまで書いといて何なのだが、実は僕、ひとつだけ上手く説明出来ない不思議な体験をしたことがある。すご~く幼い時、僕は何度も同じ夢を見た。それは見覚えのない寺院で、そこには袈裟を着た坊主が何百人といて、何百本という蝋燭が揺らめいていて、読経が大音量で鳴り響いていて、僕はその中の一人。という夢。この夢を何度も見た。大人になり、この手の話が好きな友人に話たら「それ絶対、君の前世の記憶だよ!」と言われた。
㉕ なるほど、僕の何かと説教臭いこの性格は、前世が寺の坊主だったからなのだ。
なーんつって、妙に腑に落ちたものの。
ははは、まさかね、バカバカしいや。と即座に吐き捨て。
おのれの坊主頭をじょりじょり撫でながら、
静かにニヤついている。
つれづれなるままにっちゅうのがエッセイっすからね……いや、それにしたって何が何だか。なんかもうスミマセン。とほほ。