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第9回 学校が隠すいじめ

 前回の話で私が小学校在学中にいじめを受けてきたことを書きましたが、実際に学校側が行った対応には何があったか書きたいと思います。


 とはいえ、書けることは実際にはほとんどありません。何故なら、ほとんど何も私に対するいじめに対して、学校側は何の対策も行っていなかったと考えられるからです。


 それ以前の問題として、一部の教師は「私に問題がある」として、家庭訪問まで行いました。親の同席でその一部始終を見聞きしたことが何度もありましたが、それこそ身に覚えのないことまで教師が「証言をする」始末です。


 そこに私が「そんな事はしていない」などと言ったとしても、それは教師側が全て「そんな事はない。相手(の親も含めて)に聞いている」として、私の意見は全て無視されることがほとんどでした。


 流石に親もおかしいと思ったのでしょう。一部の相手側の親に連絡をしたようで、その全てにおいて「初耳」「知らない」といった、相手の親側が証言したそうです。中にはその場で電話越しに子供を呼び出し、その様な事実があったかを問い詰めていたような気配もありましたが、その様な事は全て無かったと証言があったと記憶しています。


 つまり教師は少なくとも「嘘をついている」事がほぼ確実であり、親に対しての聞き取りなども行っていない可能性も多大にある(一部の親は教師からその様な話は聞いていないと証言)事も分かっていました。


 それを後にその教師を含めて学校側に親が抗議したようですが、真っ当な反応はなかったようです。何故ならそのような対応を親がした後に、親が学校側に対しての非難めいた言葉と、対応や聞く耳がないといった言葉などを何度も耳にしているからですが、むしろこの事が私に対するいじめを助長させたと、今では思えます。


 はっきりとした理由は今でも分かりませんが、親が学校側に相談や抗議に行った後は、何故かいじめが酷くなったり頻発したからです。普通に考えて、教師側が何かいじめを私に行っていた側に対して、煽るようなことを行ったとしか考えられません。


 もちろん証拠などありませんが、証拠が無くともいじめを受ける私としては迷惑どころの騒ぎではありません。実際にそれで身体的負傷も負ったことがありますし、私からすれば当時の学校は「相談するといじめは酷くなる」といった印象しかありませんでした。


 もちろんこれが今でも当てはまるかどうかと問われれば、私には分かりません。


 しかしながら学校とは、今でもニュースを見ていれば分かるとおり「保身に走ることを何よりも優先する」と行った印象が強いのは、多くの方が同意頂ける事ではないかと思えます。

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