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後半説明回 『漁業』 ※会話だけ回

「漁業の説明をします」


「じゃあ、漁業とは何かから説明しますね」


「漁業とは、名前の通り、魚を獲得していく生産になります。魚を捕り加工するところまで漁業の範疇となります」


「漁業には2つの段階があります。それは、魚を獲得する段階と、獲得した魚を加工する段階です」


「魚は、本来水の中で生活するものなので、陸に揚げると、鮮度が急激に落ちていきます。冷蔵や運搬の技術が発達していないこの世界では、そのままでは遠くまで運ぶことができないので、漁村などで加工してから運ぶことが一般的です。なので、魚の加工も漁業という生産にふくまれるのです」


「魚を獲得する段階の中で、魚を獲得する手法、魚を獲得できる場所はそれぞれ2種類あります」


「魚を獲得する段階の、魚の獲得方法の2種類について説明します。その2種類の方法は、漁と養殖です。漁と養殖の中にもそれぞれいくつもの方法がありますがそこについては今回は割愛させていただきます」


「漁は、言葉の通り、魚を漁場に取りに行き、自然に存在する魚を獲得するという方法です。この方法には、コストが低く、参入障壁が低いというメリットと、取ることができる魚の量や種類が不安定で、季節により、傾向が移り変わっていってしまうというデメリットがあります。一般的な漁師は、こちらを選択している場合が多いですね」


「養殖は、言葉の通り、魚を育て、育てた魚を獲得するという方法です。この方法には、漁獲量が安定している、品質の管理ができるなどのメリットと、研究が必要である、コストがかかる、成果が出るまで時間がかかる、参入障壁が高いなどのメリットがあります」


「この2つの方法は、肉の獲得で言うと、狩りと畜産のようなものですね。もちろん、漁が狩りで、養殖が畜産のようなものですね」


「次に、魚を獲得できる場所の2種類について説明します。この2種類の場所とは、海と淡水です。海と淡水の中にもそれぞれいくつかの種類の場所がありますが、そこについては、今回の説明では割愛させていただきます」


「海はその言葉の通り、皆さんの想像通りの海のことです。海では海水魚を捕ることができます。海での漁業の特徴は、淡水での漁業に比べて規模が大きいものが多いことですかね。海は広いので、それにあわせるように大型の漁業が多くなっています」


「淡水とは、言葉の通り、川や湖などの海水ではないところのことです。淡水では、淡水魚を捕ることができます。淡水での漁業の特徴は、様々な場所に淡水はあるため、それぞれの地方で独自に進化した漁業の方法をもっていることが多いことです。淡水は、場所により生息している魚も違えば、漁のやり方、場所の環境などが様々です。なので、それぞれに適応した漁業が歴史とともに紡がれている場合が多いです」


「こちらの淡水魚と海水魚は、現実世界の淡水魚と海水魚と基本的には変わりません。この世界に居ないけど、現実世界には居る魚は大量に居ますが、現実世界には居ないけど、この世界は居るさなかは今のところほとんど観測されていません」


「獲得した魚の加工方法は様々なものがあります。加工の方法は、地域や家庭によって異なり、膨大な数があるため、ここでは一部の加工法の名前だけ伝える形にしようと思います。塩漬け、干し、燻製、一夜干し、日陰干しなどです」


「漁業というものの段階が2つ、魚を獲得する方法が2つ、魚を獲得できる場所の種類が2つ、多くの加工法。これらによって漁業は成り立っています」


「細工と合わさって、細部漁業とか、鍛冶と合わさって、漁業鍛冶とか、調薬と合わさって、魚医とか、料理と合わさって、漁村料理とかなども出来ます」


「漁業を専門にする生産職は、漁師です。まぁ名前の通りですね。漁業の専門職の人を指します。漁業の中でも魚を捕ることを専門にする漁師は、専漁師と言います。漁業の中でも加工の段階を専門にする漁師は、加工屋と言います。漁業の中でも、漁を専門にする漁師は、漁漁師、漁業の中でも養殖を専門にする漁師を養殖屋と言います。漁業の中でも、海での漁業を専門にする漁師を、海漁師、漁業の中でも淡水での漁業を専門にする漁師を淡水漁師と呼びます。細部漁業を専門的に行う漁師は、細部漁師、漁業鍛冶を専門的に行う漁師は、鍛冶漁師、魚医を専門的に行う漁師は、魚医と言います。この呼称も、プレイヤーが作ったもので、オフィシャルなものではございません」


「漁業に使えるスキルはいくつかあります。まずは、生産の心得、そして、漁業、後、集中などのスキルが漁業に使えます。組み合わせるスキルは、細工、木工、鍛冶などがあります。使おうと思えば肉体強化系のスキルとかも使えないこともないですね。漁業に使えるステータスは、身体能力に関わるSTRやVITです。魔法系は基本的に必要ありませんが、作業にバフをのせるための魔法を使う場合は必要ですね」


「漁業の手順の説明は、全て伝えていたら日が暮れてしまうので一部のものだけ紹介しますね」


「漁業のうち、干物の加工の一般的な生産の手順の説明をします。まず、魚を用意します。次に、用意した魚を捌いていきます。開いた魚を適切な環境で干せば、完成です」


「次に、漁業のうち、海での釣りについて説明します。まず、釣り道具を用意します。初心者の場合は、初心者セットをギルドで借りるなり、釣具屋で買うなりしてください。何を用意して良いのか分からなかったら、セットを買うことをおすすめします。その釣り道具を用意した状態で海に行きましょう。このゲームには、ここじゃないと釣りができませんという釣りスポットはありませんが、魚が来やすいスポットは存在します。なので、そのスポットを地元の人に聞いて、そこで釣りをしましょう。そのスポットで竿に糸を通し糸に餌をつけ糸を水中に落としましょう。後は、魚がかかるのをひたすら待ちましょう。魚がかかったら、釣り上げて、完了です」



「漁業についての説明はこのぐらいです」


「何か質問とかはありますか?」



「海とか川は見つかっているのか?!」


「β版では、海も川も見つかっていました。正規版では、今のところ川のみ見つかっている状況です。多分、今後ゲームが進んでいけば海も見つかると思います」


「β版では、海が見つかっていたのね」


「まだ、正規版で海は見つかっていなかったんだね」


「ちなみに川はどこにあるんだ?」


「今発見されている川は、2つあります。1つは、始まりの町の南の草原を進み、ボスを倒してさらに奥に進んだところに小川があるそうです。もう1つは、始まりの町の東の岩場を進むと小川よりは大きいけれどそこまでの大きさではない川があるそうです」


「そんなところにあったんだな」


「俺達がボスの奥に興味を示していたら、見つけていたかもな!」


「確かにそうね」


「川しか見つかっていないと言うことは、今のところ漁師は、淡水漁業専門ってこと?」


「今のところそうなっていますね」


「漁師っていっぱい居るの?」


「漁師は、生産職の中でも特に数が少ないですね」


「そうなんだ」


「最後の投票で、漁業を選んだ場合は、どんな生産体験が出来るの?」


「漁業では、魚の加工をやってもらおうと思います。魚を捌いて、開いて、一夜干しをつくろうと思っています。今日中には完成しませんが、明日には完成していると思うので、明日みんなで一緒に食べれると思います」




「それは楽しそうだな」


「漁業を選ぶのも良いかもしれないね」


「質問はもうありませんか?」


「ないようなので、これで、漁業の説明を終わります」
















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