やっぱ夢だろ
色々グダりましたが、ようやく書き終わりました…。
会話シーンの読みにくさは、ご勘弁願います。これでも頑張りました(泣)。
…そろそろあらすじ描き直そうかな?
「おお〜」
鑑定の儀から帰った俺は、着替えていた。
全体的に黒っぽいタートルネックのような服と、同じく黒っぽいズボン。底の厚いブーツと革製のグローブ。人体の急所となる部分にはところどころ胸当てなどが付けられている。
そして注目すべきは腰だ。腰には小さなポーチ(昔父さんが使っていたらしく、容量は普通の雑嚢ほどの魔道具だ。今は俺の小遣いやHP、MPなどの各種ポーションが入っている。)がついているが、その反対、左側には、剣とナイフが提げてある。
そう、剣である!!
二つとも見た目はどこにでもありそうでなんの装飾もついていない。
しかし侮ることなかれ。父さんが世話になっている鍛治師に頼んだ物で、切れ味と頑丈さは父さんのお墨付きだ。
この装備は、今日両親からプレゼントされた物だ。
この世界では、誕生日プレゼントという概念がない。誕生日を祝いはするが、夕飯が豪華になるだけだ。
しかし、例外がある。それが今日、つまり成人した日だ。
成人した子供には、家庭の差こそあれ、その子供の進む道に合わせたものが親から贈られる。
俺の場合は冒険者なので剣とかだな。
「ありがとう。嬉しいよ」
「そう言ってもらえるとこっちも嬉しいわ」
「レイン、無理をするんじゃないぞ。相手は人間じゃねぇんだ。手加減はないぞ」
「うん。覚えておくよ。じゃあ行ってきます」
「お、おう…もう行くんだな…。もうちょっとゆっくりしていってもいいんだぞ?」
「でも、カイルが待ってるから」
「あぁ、あの仲良かった子ね」
「そうか、じゃあ、最後にひとつだけ。お前、【鑑定】スキルいくつだ?」
「えーと、確か8だけど?それが?」
「それが?じゃないわよ、レイン。あなたまだ使えないでしょ?」
…おうふ。完璧にわすれてた。
「…ごめん。忘れてた。どうやるの?」
「えーっとだな…」
それから俺は父さんに言われた通りにしてみた。
まずは、"目"を意識する。例えるならコンタクトレンズだ。目の表面に魔力を纏わせ、対象を視る。そしてスキルの発動を意識すると…。
【剣】
どこにでもある、シンプルな剣。しかし、その分強度と切れ味に優れている。
…なんか、ゲームみたいな説明だな。
「どうだ?できたか?」
「ああ、できたよ。でも、ちょっと違和感があるから、別のやり方の方が合ってるのかも」
「まあ、スキルや魔法は人それぞれだからな。とりあえず感覚が掴めれば、あとは色々試してみろ」
「わかった。じゃあ、今度こそ行ってきます」
「おう、いってらっしゃい。頑張れよ」
「たまには帰ってきてね。それが無理なら手紙でもいいから、元気な姿を見せてちょうだいね」
言葉は簡単に済ませたが真剣な目つきをした父さんと、一人息子の初仕事を心配してくれる母さんに見送られ、俺は家を出た。
ちなみに後で聞いたことだが、あの後父さんは泣いていたらしい。
今世では、本当に、本当にいい家族を持った…。
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