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落下から始まる異世界浪漫  作者: KeyBow
第3章

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進行再開

 当夜は指揮をケイトに任せた。と言ってもジェスチャーでだ。


 今は馬車の中で言葉を覚える努力をしている。


 体の各部を示して何度も繰り返して、当夜は一つ一つ帳面に書いていった。


 道中やる事はいつもと変わらないからトイレなんかはわりと直ぐに教えて貰い、トイレに行きたい時は困らなくした。


 そうして何事も無く初日の宿に着いた。当夜は連れられていくだけだ。


 ちゃんと宿は風呂付きを探して今日の宿としていた。部屋は大きさの関係で2部屋に別れる。

 宿の部屋に入ると当夜は地図を見つめていた。

 地図からすると今いるのは国境付近の街だ。明日は国境を超える筈だ。


 皆が心配しているのが分かるがまずは食事をする事にした。


 何かの肉なのが当夜は理解できたが、さっぱり分からない。

 今日は鍋料理だった。ケイトが注文してくれている。

 当夜は一口食べてちゃんと味を感じるので、やはり体が治った事を理解出来た。

 ふと後ろを見るとドール2が立っている。当夜は食べるか?とジェスチャーするも手を前に出し軽く振って不要と断られた。

 良くわからないがドール2が当夜の制御を外れたのだ。それだけは分かる。何かが宿っていて生きている。少なくとも当夜の味方だと分かる。しかし、皆の反応は当夜のやり取りを訝しがっている。どうやら見えていないようだ。相変わらず兵士の格好だ。顔もよく分からない。


 部屋に戻り風呂の準備をし、風呂に入ろうとするが皆が集まっている。

 皆が当夜を囲んでいる。その女性特有のフェロモンが激しくて当夜は悶々としてしまい、風呂場に逃げ込む。抱きつき、そのカラダを穢したい衝動が発生し始めた。

 やはりドール2も着いてくる。

 ドール2に話しかけると反応があった。

 身振り手振りでなにかを伝えようとするが良くわからない。触れとジェスチャーしているっぽい。

 ドール2の肩に触れると触れる事が出来た。違和感があった。男の肩じゃなかった。

 ヘルムを脱がせるとそこには大人の女性の姿が有っると期待したら女の子だった。頭を撫でると念話?が聴こえた


 ドール2「お初にお目にかかります。マイマスター。ドール2に何故か私システムが入っております。マイマスターが触れていないと意思疎通が図れません」


 彼女?は小学校5、6年生位の顔付きだ。色々話すと通訳は無理で、周りの会話は聞こえるが、言語は当夜の言語中枢に依存していると言う。つまり現状当夜としか会話ができない。

 話をして、色々試して確認できたのはこんな感じだ。

 名前が無いのと希望がないのでマリーと名前を付けた。

 体はザッツ人形で以前見たドール2だ。顔だけはっきりわかる人の形になった。

 当夜のシステム担当で、今は最早不要なシステムメッセージだが、それを発していた彼女が何故かドール2に入ったというか乗っ取ってしまったようだ。

 当夜の体に入ったり出たり出来る。

 魔力がある内は顕現出来て、切れると当夜の中に勝手に戻るはず。少なくともチャージする方法は体内に戻るしかない。

 マリーは周りからは見えない。

 ギフトドールシステムは当夜の元を離れた。今はドール1と2の生みの親となってしまった。つまり最早ルナ都マリーは当夜のギフトの支配下に無い。但しチャージは必要だ。

 ルナの母親の言っていた事の補足説明として、完全に独立するのに2年必要。その時が来ればマリーには分かるという。ルナへのチャージは必要だが、彼女は別にドールシステムとは別で、普通の人間が持っている魔力を生成出来るので、己の魔力で魔法を使えるようになった。

 その間にルナが生娘じゃ無くなれば独立のシーケンスがキャンセルされ独立が中止され、完全な人間化の道を断たれる。

 初精を必要というのは不正確で、ルナがこの世界での初めての相手である必要はない。但し、この独立シーケンスの仕組みで2年待たずに当夜が誰かと性交渉をすると、理性が吹き飛び、女性を犯す事を最大の悦びとする者へと変わってしまい、性的な衝動を一切抑えられず、ルナを犯すだろうと。女性を人と見れなくなり、性的快楽の道具としか見れなくなり世間からは強姦魔とされ、賞金首になるだろうと、恐ろしい事を伝えられた。

 マリーが体内に戻ると従来のシステムメッセージを出す対応になる。

 このシステムメッセージは異世界人全てが持っているギフトで例外はないが、当夜が召喚?された理由や実行者の情報はない。


 マリーに使うドールの割合は10%必要でそれ以下になると存在が抹消されるのと、10%を超えていても力の無駄使いと言う。

 その為、マリーを10%にした。残り30%はどうするのか?と聞くとルナに渡せば良いという。

 当夜のギフトを聞くと解析能力、無限収納、ドールシステム、ダンジョンマスター、無詠唱が判明しているという。無判明の物は分からないという。翻訳能力が、何故か消えたと言う。少なくとも消えた能力の補填がされた筈なので、何かのギフトを最低でもあと一つは必ず有るという。色々試して発動點せてみる見るしかない。


 因みにマリーは2年後は半分独立した存在になるが、当夜に寄生する存在になると言う。チャージが必要で等屋に依存するが、当夜の支配下からは抜けた協力者になる。

 2年後はギフトを一つ完全に失うが、代わりのギフトを授かるという。その時はご褒美としてギフトを選択できると言う。これがルナの母親のしてくれた事と言う。通常ギフトは自ら気がついて発動条件をクリアーしないと認識できない。システム担当も分からず、発動条件を満たせば説明可能となる。


 ドールシステムの2年縛りについて誰かに話すとどうなるかは不明なので、不確定要素が高過ぎて話さない方が良いと決めて、ルナにはドールが成長して、当夜は10%で可動できるからルナが90%とする事にし、味覚のみ戻ったと伝えて体の回復は伏せる事とした。性的に回復したと知られたら女性陣に体の関係を求められ、当夜には時制する自信がなかった。マリーは当夜の性欲を抑える事をしてくれるという。但し条件を付けられた。マリーが顕現したら必ず一回はキスをするようにと。

 マリーの欲望と思ったら、キスで煩悩を吸い上げるから、今までの反応程度に収まる筈という。


 結構な長風呂となってしまい、まずはと思い大まかな事を決めて当夜は風呂を出たのであった。


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