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落下から始まる異世界浪漫  作者: KeyBow
第3章

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開戦直前

 行軍中の当夜の朝は早い。薄暗いうちに野営地に向かい、設営されたテーブルに朝食を出して回る。眠い目を擦り、欠伸を我慢しながら頑張っている。


 食事を出し終わると次に飼い葉を出し、水を樽に足していく。

 別の樽にお湯を入れておき、顔を洗うのに使って貰う。


 当夜のお陰で快適度が段違いで、温かく柔らかな食事は士気を上げるのに十分だ。

 しかもシャクラ達が兵士に配って回っているから更に士気が高い。最初の御者当番だけは宿にてゆっくりして出発に備えて貰っている。


 鎧を着ているからお触りする不届き者もいたが、残念ながら硬い鎧にしか触れないのだ。

 当夜は彼女達に感謝していた。それは自ら考え、動いているからだ。手伝いをお願いしておらず、兵の為に動き回ってくれている。当夜よく考えるんだ!そうじゃないだろう?彼女達が頑張るのは兵の為じゃないだろう!当夜に褒められたい、力になりたいただそれだけだろうに。まあその辺りは定番である。


 配膳が終わると女性陣は宿に食事の為戻り、出発の準備をする。


 当夜はテントは畳まず収納するので、当夜が触れたとたんに消えていく。撤収も時間が短く楽だったので、皆に感謝をされまくっている。


 今日の進軍がそうやって開始される。当夜の朝食は馬車の中だ。当夜は真面目にやる事を条件にあーん改め補助当番としてアーンを再開した。

 レグナスに呼び方の指摘をされたが当夜は頑なに譲らなかった。


 そうやって馬車の中で当夜は主に休憩時に備え休む。この後の事が不安なのか皆が甘えてくる。仕方がないので、御者を終わった者を抱きしめて撫でてあげている。皆が喜んだのは当夜が髪にブラシ掛けをして髪をサラサラにしてくれる事だ。

 当夜もブラッシングは満更じゃなく、食事後はそうやって馬車の中で過ごしたりし、時折伝令から敵の進行具合の報告や、後続部隊の状況を早馬が伝えたりする感じだ。


 行軍はそんな感じだが軍勢の構成がおかしかった。幾ら自領内の移動とはいえあるべき物の姿がなく異常なのだ。輜重部隊の荷馬車が無いからだ。彼らの進軍は騎馬と一台の馬車のみだったからだ。


 それはさておき、2日目、3日目も順調に行き、4日目の夕方街に間もなく到着という頃、伝令が慌てて当夜に伝えてきた。街から1時間、早馬で30分位の位置に敵陣が野営地として天幕等を設営しているという。当夜はテントと食事を野営地に出しまくり、一部の兵と共に野営地の偵察に行くのであった。

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