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落下から始まる異世界浪漫  作者: KeyBow
第3章

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シルフィーの覚悟

 家に着くとメイドとシャクラ、ルナ、アモネスが待ち受けていて、荷物を収納し馬車に乗り込む。当夜はシルフィーに玄関の中へ呼ばれて、御守としてシルフィーの見事な髪を目の前で少し切って見せ、その髪をブローチに入れネックレスとして渡してきた。なんでもこの国をに伝わる戦での恋人同士の帰還を祈る伝統という。当夜の髪を欲したので当夜が頷き、シルフィーがその場で少し切った。やはり切った髪を目の前でペンダントに入れ、大事そうに胸にしまった。そして


シルフィー「行ってらっしゃい。そして無事に帰ってきてね。帰って来たら私の事を抱きしめて下さいますか?」


 そういいキスを求めて上目遣いに涙を流しながら目を瞑る。

 当夜はその細く清らかな肩を抱きしめて黙ってキスをして


当夜「俺の帰りをいい子にして待っているんだよ!シルフィーの事が好きだから、シルフィーの為に帰ってくるよ」


シルフィー「あ、あ、そにょの今のが私のファーストキスなの。ファーストキスの相手に死なれたくないの。無理しちゃだめだよ。帰ってきてね!行ってらっしゃい悪い女に引っかかっちゃ駄目よ!愛してる!」


 そうして玄関を出て当夜達を送り出した。

 先のアーンは口移しだからキスでは無いからカウントされていないようだ。シルフィーは涙を流しているが、笑顔で手を振って送り出した。ちょっとオロオロしていた所為かちょっと噛んだようだがそんな仕草も可愛いなとシルフィーの想いを軽く見ていた乙女心をちゃんと理解出来ない定番の当夜だった。せめて抱きしめてもう一度君を抱くまで死ねないよ!俺が無事帰ってくるのを祈ってくれ位の事を言えば良いのだが、思いつかないのだ。


 シルフィー達の姿が見えなくなるとアモネスに何かあったのかを聞かれ、ペンダントを見せるとシャクラの顔色が変わった。


シャクラ「シルフィー姉様の決意を甘く見ていたわ。まさかこれを渡しているなんて、姉様は本気で当夜の事を愛してしまったのね」


当夜「?どういう事だ?」


レグナス「当夜様、そのペンダントを渡すと言うのは、あなたが死した場合私も後を追って自害しますという、そういう物なの。恋人に浮気なんかしないからそういった心配をせずに行ってっらっしゃいと貴方の事しか目に入りませんという、そういう物なのよ」


 当夜は驚いた。そんな決意でこれを渡して来たのかと。ペンダントを開けると見事なシルフィーの絵が絵が画かれていた。そんな話をしていると兵の後方に追いついた。兵は全員馬に乗っている騎乗兵だ。騎士も10名いるという。100人隊長が騎士だ。

 当夜達は南を目指し進軍するのだった。

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