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落下から始まる異世界浪漫  作者: KeyBow
第3章

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ケイトの怒り

 王族用の食堂にて王と食事をしている。勿論王のすぐ近くには王妃様とケイトがいる。


 正直どうでもよい話ばかりで当夜はうんざりしていた。


 食事が終わるが中々国王が話を切り出さない。当夜は何となく分かっている。今日呼ばれたのは表向きはじいやが可愛い孫娘とその仲間達を呼んだに過ぎない。

 しかし、流石に痺れを切らし


当夜「お爺様、今日はケイトに会いたいから呼んだんじゃないのでしょう?そろそろ本題と行きませんか?」


 皆が驚いている。表向きの理由を本気で信じているのだ


国王「可愛い孫娘に会いたいからじゃ駄目かのう?」


当夜「それだとわざわざギルドに迎えを寄越さず、着替えて普段着で来るようにさせるでしょ?冒険者の格好で呼んだからには何かあったからなのでしょう?ダンジョン絡みか国外から攻め込まれたかのか?私は両方共とみますが?」


国王「ほほほ流石にケイトが惚れただけの事はあるのう。相変わらず鋭い奴じゃて。うむ。そろそろ時間じゃの。詳しくは場所を移してからな」


 そう言い別の部屋に行く事となる。

 因みに私的な集まりでは当夜は国王をじい様呼ばわりをする事になった。義理の孫になるから、ケイトのようにおじいさまでよいと言い、陛下と言ったらげんこつをくれると言う位だ。本来気難しく扱いにくい国王なのだが、ケイトには甘く当夜には素直に接するのだったりする。


 連れて行かれたのは会議室のようだが、少し待つように言われ、先に国王が入って行った。


 10分位待たされ、漸くメイドに呼ばれ部屋に入るように指示されて扉を開けるのであった。


 そこは円卓だった。少しくぼみがあり王がそこにいて、周りを家臣が囲っている。


 そこは国の運営に携わる重鎮達が集まっている場であった。


国王「よく来てくれたのう!皆も知っているようにダンジョン姫ことケイトとその夫となるS級冒険者のリーサルウェポンの当夜とは彼の事だ。知っての通り儂のお抱えダンジョンマスターじゃ!」


 当夜はメル・ギブソンか!と心で突っ込みつつ、俺は凶器、いや狂器か?と思いつつも静観した。


家臣1「なんじゃ小僧じゃないか!ケイトも目が腐ったか?小僧に頼るとは陛下も老いぼれと言うより耄碌したか?」


家臣2「ほうこの者が噂の生ける凶器か?!」


家臣3「陛下も落ちぶれましたな!こんな冒険者風情に頼らないと国難を乗り切れないとは」


 当夜はこの不躾な奴らの無礼振りも去ることながら、聞き捨てならぬワードから由々しき自体が進行中と想像できたが会話内容を咀嚼中にケイトが


ケイト「無礼な下朗共が!陛下の前でよくも老いぼれた等とほざく事ができますね!恥を知りなさい!」


家臣1「おやおやこれはこれは陛下の腰巾着の死にぞこないのエセダンジョン攻略者じゃないか!家に帰ってその男とうっふんあっはんとやっておれば良いものをを!何をしに我らの前に抜け抜けと顔を出した?この役立たずが!」


 当夜は一気に怒りがこみ上げ、ついつい履いていた靴を投げつけて


当夜「我が婚約者に対する愚弄万死に値する!今すぐに消し炭にして欲しくなければ決闘を受け入れるかケイトと陛下に詫びを入れるのだな!」


 当夜はハットなった、やらかしたと


家臣1「冒険者如きが偉そうに吠えるでない!良かろう相手をしてやる!家でその女共とちちくりあっておれば良いものを出しゃばりおって!」


家臣2「やめておけ。彼はレベル11の猛者と聞く。おそらくこの国いや、この世界で最強の部類に入る人外のレベル11だぞ!彼が本気を出せばこの城ごと吹き飛ばせるし、ここにいる全員を数秒もせずに消し炭にできる力を持っているんだ。敵対するなんて正気か?私なら今すぐ謝罪するね!」


国王「その辺にしておけ。当夜殿の力にかかれば国の1つや2つ直ぐに支配下に置く事が可能な力を持っておるのは、お主も先の閲兵式で見て知っておろう?それより彼には助力を請わねばならんのじゃ!少しはその空っぽな頭を働かすのじゃ」


 当夜はこれが以前言っていた面倒くさい家臣の事かと理解した。


家臣1「っち!いい気になりおって!若造が覚えておれ!」


当夜「言っておくが私の家族や愛する者、使用人、我が屋敷が襲われる事があればどんな些細なことであっても、我れに対する敵対行為とみなし、全力を持って報復を行う事をここに宣言する!私がこの国に居るのは陛下が私に対して向けて頂いている信頼に対する答えでもある。陛下に対して敵対する者は消し炭になる覚悟を持って掛かってく来るがよい!」


国王「まあまあ当夜殿、そろそろ怒りを鎮めてくれんかのう。先程からお主の体から迸る闘気に皆怯えておるでな。そろそろ本題に入りたいが皆良いかのう?ん?」


 国王が当夜に身振りで着座を促してくるので席に座り、隣にケイトが座る。他のメンバーは後方に用意された、テーブルに座っている者の家臣や副官が待機しているように椅子に腰掛ける。

 シャクラ達は今にも気絶しそうな位に顔が青い。

 当夜とケイトが国の重鎮相手に喧嘩を売られ、しかも買っているのだ。


国王「さて問題が2つあるが、誰ぞ当夜殿にこの国をお救い頂けないかと頼める者はおらぬかのう?」


 ケイトの父親が、もとい摂政が、手を上げ


 摂政「ここは私が説明しましょう!」


 そういい立ち上がったのだった。



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