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落下から始まる異世界浪漫  作者: KeyBow
第3章

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過去の事

 一度盗賊に襲われた以外特に何もなく夕方になり宿場町に着いた。入場手続きを形式的に行い街に入る。


 取り敢えず二手に別れた。ケイトとアモネスが宿を確保し、当夜達はギルドに向かう。ギルドにて盗賊討伐の連絡を行い、商人の指名手配を行った。これは国王の蝋で封をされた手紙をギルドマスターに渡して手続時に入った。予め用意されており、当夜の最終判断で指名手配を行うとしていたのだ。


 そういう感じで手続きを終えてギルドを出ると、ケイトとアモネスが迎えに来てくれていた。奴隷は宿の奴隷用の部屋に押し込んでいる。予め性行為を禁止しているので、奴隷の首輪により行為を行おうとすると首が絞められ気絶するので命令は絶対になる。

 今回の奴らは向こうから襲って来ている盗賊なので情けを掛ける要素がない。


 その為に当夜も情け容赦なかった。それでも馬小屋に押し込める等を行わない当夜だった。


 ケイトのお薦めの店に行き食事をしたが、やはり王族のケイトが選ぶ店なので少々お高い。木造の小洒落た雰囲気の良い店で、料理の腕も良かった。そういえば肉が柔らかかったなーと思いつつもシャクラ、アモネスレグナスの様子がいつもと異なるので注視している当夜である。


 宿は2部屋を確保していた。ケイトもおかしいなと思っていたので、ケイトとアリーヤ、セレーシャで一室、当夜、シャクラ、アモネス、レグナス、ルナで一室とした。


 風呂が当夜の部屋にしかないので順次入るが、当夜が最初だった。順次入って行き全員が終わるとケイトとメイドの二人は引き上げていった。


 皆が風呂に入っている間にルナにチャージを行っていて、もう寝るだけだった。


 寝る頃に三人の様子がやはりおかしく、震えていた。当夜は殺しをさせた弊害かと思い


当夜「すまない。やはり殺しはきつかったよな。やらせるべきじゃなかったな」


 そう言うと三人にキスをしてお詫びをするが


 レグナス「当夜様の所為ではなないのですよ。私達の悲願だった敵討ちをこんなに早く出来て嬉しくて震えていたんです」


 三人は語り始めた。村が襲われた事と、その時の盗賊団や蛮族が奴らだったと。

 半年程前の事と言う。

 元々冒険者になったのは奴らを倒す力を得るためだったと。目的を達成してしまったのだ。当夜は少し考えて


当夜「これからどうするんだ?冒険者になった目的を果たしたんだろう?」


シャクラ「どうするも何も、当夜と一緒にいるだけだけど?盗賊は目標の一つに過ぎないのよ。ただね、少し暇を貰えないかしら?」


当夜「暇って?」


シャクラ「うん。村にといっても全滅しているからもう廃村なんだけど、盗賊討伐の報告と、お墓参りに行こうと思うから、三人はその間だけパーティー活動をお休みしたいの」


当夜「それは分かったが、暇を出すのは却下だ。皆で一緒に報告しに行こう!俺がいちゃ駄目か?」


シャクラ「ううん。そんな事無いけど、私達の問題だから当夜に悪いなって思うの」


 当夜は少し語気を強め


当夜「俺の妻になろうとしているんじゃないのか?君達のお父さんとお母さんに報告するのだろう?だったら俺達はもう家族なんだ。だからそんな淋しい事を言うな!皆で行こうな俺にも報告させてくれないか?君達と結婚し幸せにすると!」


 三人は頷き当夜に抱きついて泣きじゃくっていた。今までずっと心にフタをしていたのだろう。ずっと無理をしていたのだろう。やがて泣きつかれたのか皆寝ていったので、当夜も寝る事としたのだった。

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