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落下から始まる異世界浪漫  作者: KeyBow
第3章

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得手不得手

 朝食の後ギルドへ行き、依頼を受けに行く事にした。

 最近通常の依頼を受けていないとレグナスがぼそっと言っており、誰からともなくたまにはギルドにて依頼を受けようとなったのだ。


 朝早くの為空いているだろうと思ったら大間違いだった。丁度依頼の張り出し時間だったようで、初級から中級は依頼の争奪戦だった。

 しかし、上級用は慌てる必要がない。

 上級依頼は掲示板に有るのも少ないが、たまたま、丁度新たに依頼を貼っていた。

 どうやら護衛依頼だ。

 どうも商人が隣国に行くらしく、国境までの護衛依頼だ。A級以上で往復2週間ほど掛かる。強さはレベル8以上が一名以上か、レベル5以上が4名以上いるパーティーだった。

 片道1週間を予定するらしい。

 当夜は悩んだ末に受ける事にした。そして皆に確認するも行った事の無い街に行きたいと言うのだった。


 依頼票を受け付けに持っていく。

 受付嬢はシルフィーと言う。18ー22歳位の超絶美人だ。そう美女だ。ルナとはタイプが違うが、髪は銀色の背中迄のストレートでサラサラで、目は茶色だ。

 昔の当夜なら既にナンパしている感じだった。と詳細を書いたが要はいつもの受付嬢さんだ。勝手が分かるので余程の事がない限りこの受付嬢さんの所に並ぼうねと、皆で決めている。


シルフィー「先日はありがとうございました」


 先日のお礼を言われていてもじもじしていて可愛いなと当夜はふと思うのだが、お礼されるような事って、なんかしたっけ?と御礼を言われた理由が分かっていなかった。


 受付でレベル確認を行う事となり、まずは三人娘がキューブを出してレベルの確認を行った。驚いた事に三人共レベル8だった。パーティーを組む前は2だったという。今までずっと確認をしていなかった。

 ルナが10で受付嬢が震えていた。そして問題の当夜だ。


受付嬢「えええ!?レ、レベル11ですって!」


 大きな声でそう叫んだのでギルド内が騒然としだした。ギルド内が騒がしく、異変を感じたギルドマスターが出てきて、顛末を話す為に会議室に集まった。レベルの確認をもう一度行うがやはり11だった。


 受付嬢は震えている。そして当夜は気が付かなかったが、当夜を見る目が乙女の目だった。受付嬢改めシルフィー嬢はギルドマスターと何やら話し込んでいて、終わると


ギルドマスター「驚いたな11とは。お前さんの事はダンジョンマスターであり、国王陛下から信頼されている懐刀とは聞いている。が、11って少なくともこの大陸じゃ初めてだぞ!他の大陸は分からんがな。それはそうと良かったらこいつを貰ってくれ」


 そう言うとモジモジしているシルフィー嬢を指差した。


当夜「はい??」


ギルドマスター「嫁の一人にしてやってくれという事だよ」


当夜「えっ!いきなりですか?」


ギルドマスター「冗談だよ。こいつと顧問契約をしないかという話だよ」


 顧問契約とは受付嬢と冒険者が(個人若しくはパーティーで)契約を行い、受付の便宜を図って貰う。受付の並びをスキップ出来るのだ。顧問契約をしている受付嬢は受付対応中に契約者が現れると、対応中の案件が終わり次第契約者との応対をする。窓口も顧問契約者の受付嬢は並びが別で、並ぶ者も少なくなる。契約者が現れれば受付から離れるので他に並び直しだからだ。


 受付嬢の立候補とギルドマスターの推薦の両方がいる。その為知名度が高くないと契約ができない。シャクラ達の嫉妬以外問題はなく、寧ろ大変名誉な事だという。

アドバイスを貰ったり、職員限定資料の閲覧許可等メリットがとても多い。シルフィーは先の閲兵式で当夜が出ると聞いて見に行っていた。そして当夜が強いと再認識していた。賞金首を捕まえた翌日にはギルドマスターに立候補する旨名乗り出ていた。そう、賞金首を捕まえた時に救ったのが彼女だったが、当夜は覚えていなかった。

 実はファンクラブが存在する位の人気者で、一種のアイドルだ。


 当夜は依頼について考える。

 餌の依頼だが当夜達だと往復10日もあれば大丈夫なはずだ。荷物がないからだ。なので11日位の旅になる。金額は250万という。

 一度国外に出るのも良いのかなと思い依頼を受諾する。1時間後に出発の為急ぎ家に戻り、馬車の準備をする。今回は当夜には思う所があり、メイドの二人も連れて行く事とした。


 各自15分で荷物をまとめ、当夜が収納に入れていく。御者は3人娘とセレーシャが出来る。当夜は今回の依頼を受けるのは皆で一度国外に出るのも後学の為になると感じたからだ。そして餌を撒く為だ。

隣国の最初の街に着くまでの護衛だ。早速受託手続きをし、顧問契約も受ける事とした。そしてシルフィー嬢が家を留守の間に見てくれると言うので鍵を預ける事にしたのだ。


 行き道は無理だが、帰り道に御者が出来るように今回も教えて貰う事にした。


 皆鎧を着ていく。但しアリーヤだけはメイド服だ。

 当夜の最近の格好は大分良くなった。当初は目付きも悪く粗野な感じだったが、皆と接しているうちに目付きも柔らかくなり、そのおかげか二枚目になってきた感じだった。

 髪もアモネスに切っても貰っており格好良くなってきたりする。アモネスは親が理髪店を営んでいたようで、教えて貰っていたのか上手だ。シャクラとレグナスの髪は幼少の頃から練習台を兼ねてアモネスがカットしていたという。今は皆の髪にカットをしてくれていた。流石おしゃれ番長だけあって、当夜が似合うと思う髪型を考えてくれていたのだ。

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