表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
落下から始まる異世界浪漫  作者: KeyBow
第2章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

44/106

新たな仲間

 特に何事もなくあっさり家に着くと、ルナとレグナスが馬車と馬の世話をしてくれている。


 ケイトはそんな様子を見ている。アモネスと家に入り、先ずはリビングでお茶を準備し、全員が揃うとケイトが


ケイト「強引に押し掛けまして申し訳有ございません。若輩者ですが、宜しくお願い致します。既にこの身も心も当夜様の物です。この身を捧げますのでどうか側女にでもしてくださいませ」


 シャクラがワナワナと震えながら


シャクラ「じゃあ覚悟を見せなさいよ。今この場で当夜様の前で裸になれる?」


ケイト「も、勿論で、できますわよ。さあご覧になって」


 当夜が止める間もなく脱いでしまった。売り言葉に買い言葉なのだろう。しかしハットなったのか恥ずかしそうに胸と股間を隠している。

 当夜は収納からバスタオルを出して、慌ててケイトに掛けて後ろを向く


当夜「とりあえず、分かったから服を着ようね」


 当夜はシャクラに弱いげんこつをくれて、無言の叱りを行う。

 シャクラはしょぼんとなり、ケイトに服を着せている。


 ケイトが服を着て、皆も一旦着替えに自室に戻ってから居間で集合した。皆普段着だ。

 そうしていると誰かが家を訪ねてきた。

 ケイトが住む屋敷のメイドがケイトの服やら靴を、靴馬車に満載で届けに来たのだ。

 荷物の多さに皆が絶句したが、当のケイトも驚いていた。

 ケイトがこんなの知らないと首を振るがメイドさんも困るだろうと一旦当夜の収納に入れ、空になった馬車とメイドさんを見送った。


 ケイトの話は食事しながら聞く事となり、今日は準備も出来ていないから、何処に行こうかとなったが、ケイトの提案で個室のあるレストランに向かった。

 実はケイトが既に予約をしていたのだ。サブギルドマスターにお小遣いを渡して予約をお願いしていたのだ。


 何とかを使ったコース料理だったのだが、話に夢中だったのと、動物の名前が分からず、何を食べたかはっきり覚えていない当夜達である。そう、高級料理だった。


 ケイトが当夜の所に押し掛けたのは、当夜がケイトの命を救ったからという。


当夜「ねえケイト、君が何故か俺に惚れているのは分かったし、君は素敵なレディーだ。だけどなんで俺なんだ?城で出会ったのが初対面じゃないのかい?心当たりが思いつかないんだよね」


ケイト「私は当夜様にお命を救って頂いたのです。それから当夜様の事を散々探しました。しかし、ブリタニアに居るとは思いませんでした」


当夜「いつ君を救った??」


ケイト「覚えて見えませんか。あのアルシオーネ村で致命傷を負い、死に行くのを待っていた私を治療し、この腕も接合して頂いたのです」


当夜「あっ!あの時の女の子か。あそこでは100人以上治療してまさに戦場だったよ。そうか、あの時は必死で治療して回ってたから、こんな素敵なレディーとは気が付かなかったな」


ケイト「ですから当夜様は私の王子様なのです。命をお救い頂いたのですから、この命は当夜様の物です。死ねと言われれば死にます。やっと見つけたんです。好きです。ずっと言えなかったお礼を言いたかったのです。お嫁さんにして下さいとは言いません。妾でも愛人でも良いです。お側に居させて頂ければそれだけで良いのです」


当夜「分かっているのか?俺と一緒になって、結婚したとしても、俺との子をなす事ができない可能性が高いんだぞ。少なくとも今はまだ体を治す術を持ち合わせてはいないんた。君は生娘のまま朽ちる可能性が高いんだぞ!」


ケイト「はい。覚悟をしております。幸い私は王位継承順位はかなり低いものですから、王族の血を残す事にあまり縛られません。ですから自由なんです」


 覚悟を決めているのが当夜は理解できた。


 当夜は皮肉だなと、自らの置かれた状況を苦笑いしていた。


 日本では経済力と将来性、セックスの繋がりで女が群がっていたが、この世界では実力があり、紳士に接していいるとはいえ、セックス抜きで愛されているのだ。無償の好意を寄せられて悪い気はしない。

 当夜はいつの間にか涙を流していた。


当夜「分かった。そこまで言うならもう何も言う事はない。今日から俺達は一緒に過ごす仲間だ。つまり家族だ。こちらこそ宜しくな!」


 アモネス達の同意を取らなかったが、当夜は言い切っていた。そうして体の関係がない仲間が、周りから見るとハーレムの新たな仲間が加わったのだった。


 当夜は自身では気が付いていなかったのだが、こうやって好意を向けられたり、頼られるのは、実は満更でもないのだ。特に頼られるのは表に出さないが嬉しかったりする。行動的になる、そうやる気になるのだ。頑張らなくちゃ、一家の大黒柱なんだと保護欲を掻き立てられる。

そう、彼女達を女性として、少なくとも大人の女性として、性的な相手の対象として見る事ができていない。例え今体が治っても彼女達とエッチをしないのだ。そんな己の変化に気が付かないのであった。


どちらかというと父親であり、兄貴な立場で見ていて、ルナを含めシャクラ達を恋人と見れていないのだ。


 そしてシャクラ達はケイトを新たな仲間として、当夜を共有する資格のある仲間として受け入れたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ